6.13〜14  世界一周 63〜64日目

５カ国目：中国（ウイグル地区） / カシュガル

→６カ国目：キルギスタン / オシュ

リアルタイム：ウズベキスタン / サマルカンド

→　ありがとう/ ラホメット（キルギス語） or  スパシーバ（ロシア語）

　　　こんにちは /   サラーム（イスラム語）or ストラヴィッツェ（ロシア語）

 

 

 

今回は、いつか中国からキルギスの陸路国境越えを考えていらっしゃってる人向けに情報を先出ししておこうと思います。

いつもの旅行記調はまた次回！

 

 

 

正直なかなか面倒で大変な国境越えですが、

それでも是非、是非、やって欲しい。

そんな景色が待っています。

 

キルギス内にも人気の移動中景色はあるのですが、

同じ景色は二つとない。

 

両方いって、そう感じました。

それぞれ別の良さがあります！　優劣つけられない！

あの雪山、青空、草原、カラフルな山々

 

是非とも！　イチオシです！！！

 

 

 

 

さて。ここからは

ハードモードの中国⇆キルギス国境越えの情報を！

行かれるご予定の方、どうか萎えずにご一読していただければと！笑

さっそく参りましょう。

 

 

 

 

★　中国→キルギス　国境越え　まとめ　★

特に問題がなければ、朝にカシュガルをでてその日中にはキルギスのオシュに到着します。

今回はカシュガル（中国（ウイグル地区））→オシュ（キルギス）の移動方法と実際にかかった費用を。

 

 

＜まずはじめに＞

 

国境越えにあたり、我々は大きなミスを犯していました。

結果、時間が４〜５時間遅れることになりました。

 

 

＜ミスとは・・・＞　中国国内の時差

 

国境イミグレオープンの１１時に合わせて、宿を８時に出たのですが、

それはローカルタイム（カシュガルの時間）で、イミグレ時間は北京時間に合わされていたのです。

 

つまり、

ローカルタイムと北京時間は２時間の差があるので、本当はカシュガルの時間で６時に宿を出るべきだったのです。２時間遅刻でスタートです。

 

すると、

どんぴしゃでお昼休憩の時間にあたってしまい（２時半頃〜４時半頃（訊く人によって言う時間違うので、だいたい。））、さらに２時間〜２時間半足止めをくらい、

計４時間〜５時間遅れとなりました。

 

同じルートで国境越えをされる方はお気をつけください！

 

 

 

＜ルート＞　乗り換えが何度もあります。

 

カシュガル　→　ウチャ　→　中国側イミグレ　→　なんかどこぞの川のほとり　→　キルギス側イミグレ　→　オシュ

です。

 

中国側のイミグレからキルギス側のイミグレが結構距離があります。

移動手段と費用と時間（←うろ覚え）を含めて詳しく書くと

 

 

 

◆　カシュガル市内　→　カシュガル駅近くのバスターミナル

２０番バス（１元）で。

他にもあるかもなので宿の人にきくのがベター。

バスターミナル手前で下車してから、バスターミナル手前のタクシー乗り場に行きます。

 

 

 

◆　カシュガルタクシー乗り場　→　ウチャ

３人で１台：１５０元（一人：５０元）　３時間くらい。

 

これは２時間遅刻して他に人がいなかったこともあり、ちょっと割高になってしまった。

もっと人を集めたり時間が違えば、もう少し安くいけたと思います。

１００元にしようと１時間程粘りましたが、出来ませんでした。

ちなみにバスだと一人３５元くらいでいけます。（チケットは売り切れていました。）

 

 

 

◆　ウチャ　→　中国イミグレ　

３人で１台：１５元　（一人＋５元）　１０分程。

 

そのままウチャまで行ってくれたおっちゃんに、頼んでいってもらいました。

最初「知らんそんなとこ。」とか「遠いから◯◯元（高い値段）だ。」といわれたので、

イミグレ前の写真をみせて、「ここから１０分〜１５分だ！」って言うて、この値段で行ってもらいました。

 

 

ちなみにイミグレの門前の写真。

↓

 

 

 

 

 

イミグレの門前に到着！　でも、まだここでゴールではありません。

最後の最後まで、強敵です。中国さん。

 

まずお昼休憩にあたってしまったので、２時間〜２時間半ほど足止め。

イミグレ門前から先には進めません。

 

門前のすぐ近くにご飯を食べる場所があったので、そこでゆっくり過ごしました。

ご飯も美味しかったし、皆フレンドリーだし、すごく良かったです！

 

 

 

（ご飯：ポロ（羊肉の入ったご飯 / 中央アジアでは「プロフ」）とお茶、サラダ、ナンで２０元）

 

 

 

イミグレの門前からイミグレの建物まで徒歩１５〜２０分程。

イミグレ門前からすぐだと思っていた我々は、ここでどこにむかって進んでいいかわからず困惑。

まっすぐずっと歩いて行くと、到着です。

 

 

この建物がイミグレです。

 

 

 

★　中国ビザ期限の注意点　（中国イミグレにて）

「１日でもきれると、ビザを取り直しにとれる街まで戻らないといけない。」

 

罰金制度ではなくビザ取り直しだそうで。

それがここの国境からやと、カシュガルではなくウルムチだそうで。

カシュガルからウルムチは列車２４時間移動。

「祝日だったからうっかりすぎちゃった。」なんてことのないように、ご注意を！

もし万が一、万が一の時は、

必死に、全力で、涙を浮かべながら許しを乞いましょう。

 

 

 

 

◆　中国イミグレ　→　どこぞの川のほとり（中国⇆キルギスの国境？）

１台：４００元 　　数十分 。

 

中国のイミグレ建物内にタクシーの運転手がいる。

そこで、交渉を確約しないと建物の外に出してもらえない。

 

３人で行きたいのに、「２人と１人で別々のタクシーに乗れ」と一点張りで、しかも１台は既に３人の欧米人が乗っている４人乗りの最後の１人の埋め合わせ、もう１台は我々のうちの２人だけで、一人当たりの値段は倍違う、と。

結局もめにもめて、３人で乗ることになったが、値段交渉も全くきく余地なく。とにかく強気、強気！

 

同じ場所にむかう同じ３人乗りのタクシーなのに、もう１台の欧米人３人組の値段よりも高く、「向こうと同じ値段じゃないと納得いかない。」というと、パスポートを我々と欧米人グループの分まで取り上げてイミグレの職員に渡し、「じゃあ、イミグレの建物からは出せないな。」と。

 

結局、言い値でいかざるを得ない。

タクシーに乗らないとイミグレからださせてもらえないので選択肢がない。

なんとも歯がゆい交渉でした。

 

※注意点※

カメラなどのデータをチェックされる人もいるという情報が入っていたので、直前にSDを空のダミーに差し替えておきました。（結局私たちはチェックされませんでした。）

 

 

 

◆　どこぞの川のほとり（国境？）　→　キルギスのイミグレ

乗り合いタクシー　　？？円　　数分。

 

中国のイミグレからキルギスのイミグレまで直行かと思いきや、周りには山と川しかないどこぞの道でおろされます。

少し歩くと、キルギスの軍人さん？が立っているのでパスポートチェック。

さらに少し歩いたところで、国境越えの人が集まってしばらく待ちます。何十分か待ちました。

 

すると、乗り合いタクシーがやってきます。

選択肢はないので、乗ります。

 

タクシーでわずか数分で、キルギスイミグレ到着！

値段は覚えていませんが、

「数分にしてはめっちゃ値段高かったな、それやったら歩くやん！！！」

という値段と時間の短さやったのは覚えています。

 

 

 

◆　キルギスイミグレ　→　オシュ

１台：２０００ソム（２００元で支払い）（３人で）　５〜６時間

 

ここが最大の難所でした。

 

大前提として、大方の移動において、お金を出せばイージーモードです。

そうではなく、ドライバーの言い値ではなく「これくらいで行けた。」という値段や近い値段までもっていくという条件では、ここがぶっちぎりで大変でした。

 

結果的に、上に表記した値段でタクシーでいったという事実だけに今回の記事では留めておきます。値段的には悪くないと思います。

詳しい事は次回の通常モード、旅行記形式の記事で！

 

 

★　ここの情報記事だけを読まれる方用に一つだけ　★

キルギスボーダー前にいるタクシーの運ちゃんのたまりまくってるところはスルーして、歩いて歩いて、離れて離れて、通りすがりのタクシーや一般車を捕まえましょう。

 

 

 

以上です！！！

 

いい加減な部分も多いですが、この記事が後に旅する誰かの役にたてれば本望です。

 

記事冒頭にも書きましたが、

 

この国境越えのハードさを越える程の景色が待っています！！！

（特に、キルギスイミグレ→オシュまでの道）

是非、機会あらば行ってみてください！