価値は誰が決めるのか。

 

 

2017.5.6(土)

キューバ 5日目 - トリニダ

 

 

今日はトリニダの町を、ちあきちゃんたけるくん、隼太君と4人で散策。

キューバに着いてから偶然の出会いで5日間、誰かと一緒に過ごせていることに感謝。

(そして、この日が誰かと一緒に居る最後の日になることをこの時の私はまだ知らない。)

 

 

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天候は本日もキューバらしい真っ青な空と暑すぎる眩しすぎるお日様。

トリニダの街はとても色とりどりな家が立ち並び、ここで暮らす人たちにとっては日常の風景であり慣れ親しんだ住宅街の景色だとしても、日本で生まれ育った私からするとどこを見ても現実感のないような色合いの街並みで、それがとても芸術的で絵になるような風景だった。

 

 

・・・ってことで

「トリニダの可愛かった家」シリーズ写真を少し。

 

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これは渋めのおじさんに加点。

 

 

 

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土曜日だったので、街中には観光客、観光客相手の商売の人を始めたくさんの人で賑わっていた。

 

 

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私がトリニダにきて一番印象深かったことは、今の日本ではすっかり薄れてしまった「ご近所さん」文化だ。

その様子は街の様子の写真と共に、また次回記事にでも書きたいなと思う。

 

 

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観光客だけではなく、地元の人にとっても休日な土曜日は、昼間っからたくさんの地元の人たちによっても活気付いていた。

 

 

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街をふらふらしていると、ギャラリーを発見。

 

 

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購入もできる、アートギャラリー。

どれも素敵だなあ買いたい!しかし郵送したばかりでまたもやこういった類の土産を背負い込む訳には・・・!と、今回は我慢。苦渋の決断だった。

ちあきちゃん&たける君も迷っていた。買っていたような、買っていなかったような。どうだったかな。

 

 

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ついでに、翌日行った別のアートギャラリーからも。

私好みの絵ばっかりの写真に偏っていますが・・・。笑

 

 

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トリニダには何軒もありました。

日本にいたら買っていたであろう素敵な絵が沢山ありました。

 

 

 

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観光スポットに近づくと、ハバナと同じく、どこからともなくラテン音楽の明るく軽快な演奏が聴こえてくる。素敵。

 

 

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「休日にラテンの演奏をするキューバおやじ達」

というのも中々、渋い。

 

 

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有名らしい塔にのぼりました。

結構上がったような。街を一望できました。

 

 

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こういうのは世界中どこでもあるなぁ。

嫌だなあ。不快。どういう思考してたら「よし記念に名前でも書くか!」となるのか。いやむしろ何も考えていないのか?

まあ、その国や土地の人々、場所や建物の所有者が、「記念に残してくれてOK!」という気持ちだったり文化だったら、私が思ったり言えることは何もないし、当然「良し」なのだけれど。

実際どうなんだろう。調べなかっただけで、これを「OK」「good」と捉えている、そういう文化や考えの国もあったのかな。

 

 

 

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落書きの話で終わるのも後味アレなので、ジオラマで遊んでみた写真で塔の話は締め。

(しかし、ジオラマを使いこなせたことがない自分。)

 

 

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観光スポット(塔)周りは、観光客向けのお店やカフェ、お土産やさんなどが立ち並んでいた。

 

 

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布の切れ端でリユース?されたラグが可愛かった。

 

 

トリニダ自体はハバナよりもずっとずっとローカルな雰囲気で、観光地感はぐっと少なくなるのですが、この周りは観光エリアって感じです。

キューバに行きやすくなり、観光客がこれから増えていくとしたら、もしかしたら数十年後、或いは数年後にはこの街もガラリと雰囲気や町並み自体も変わっているかもしれない。

 

 

 

 

一通り観光した後は、皆で各々の次の目的地へのチケットを買いにバスターミナルへ。

ところが、街のバスチケットのデスク前にはたくさんの人。

 

「今パソコン調子悪いからまた夕方な。」

「質問が多いから、やっぱお前たちにはもう売らない。」

 

と言われてチケット購入にだいぶ苦戦したようで。(←キューバ日記(アナログ)の記録に頼る)

そういえばそうだった!ひでえ・・・!突然1年ぶりに蘇るやるせない気持ち。

でも何をどうやってかは忘れたが、格闘の末、何とか買うことができた。

 

 

 

「キューバはすごく人が良かった!」

という話も耳にするが、旅行者それぞれの旅や旅先で出会う人たち、受ける印象が皆が皆一緒になる訳もなく、私にとってのキューバ旅は、

「凄く温かい優しい人たちにも出会ったし、同じく嫌な思いもした。」でした。

 

 

受け取り方の問題もあるかもしれないけれど、

「ここは皆がいいっていうから良かった。」「ここは皆が優しいっていうから優しかった。」と、思わなければいけない、言わなければいけないなんてことはおかしな話なので素直に受けた印象も起こった出来事も伝えていきます。

 

◆ そういえばそんな話、2年前に書いてた。→ イタリアのマテーラでの話

振り返ってみたら、このマテーラ辺りで、

 

「皆が「良い」って思うことを良いと思ったり言わなくてもいい。」

「他人にいいって思われるように行動・選択するってのは違う。」

と考えたことが、これ以降の旅であったり、今も含めて日本帰国後も、私の行動や選択をする上での考え方の根幹の一つになっている気がする。

 

 

世界一周の旅行記も残り3カ国となりましたが、今まで記事もこれからの記事もいち旅行者のキロクや意見に過ぎないので、その程度の温度で受け取っていただけたらと思います。

 

 

 

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バスのチケットもゲットし、またぶらり。

トリニダではタクシーを使う機会はなかったが、街中には随分オシャレなタクシーもありました。高そう。

 

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にしても、振り返るとキューバはよく歩いてるなあ。3人と一緒じゃなけりゃきっといつも通り昼に起きてゆっくりご飯食べて用意して出る頃には夕方だよ。1日が長い素晴らしい。

でも、それとは別で、やっぱりキューバは歩くのが楽しかった国だと思う。

 

 

 

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バスターミナルの近くにあったビートルズレストラン。

 

 

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以前の記事に載せている、「ハバナの古本屋さんの絵」然り、「クラシックカー周遊中の公園の銅像」然り、キューバの人たちはビートルズが好きなんだろうか。

 

少し調べてみると、

昔、ビートルズの音楽を始め、北米の音楽と大半の英語の歌、ロック音楽などを演奏したり流すことが政治的な理由で国で禁止されていたそうな。

 

なのでビートルズの音楽は当時「禁断の音楽」だったようで。

規制されている中での反発もあり、のちに緩和され、撤廃され、「ビートルズ」=「自由の象徴の一つ」みたいになったのかな。

「少し調べ」なのでそこまではわかりません。笑

 

 

 

夕方〜夜までは、それぞれ各々やりたいように自由解散。

私にしては十分町歩きしたので(自分に甘め評価)

カフェにでも入って日記でも書きながらゆっくり過ごすことに。

 

 

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観光中心エリアにあった、こちらの雰囲気の良いカフェに。

 

 

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トリニダの家はほとんどがこういう風に、窓辺が柵になっていて、

窓側を縁側のように使っている人も多かった。

 

 

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そう、こんな感じで。笑

 

 

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わんちゃんの日向ぼっこスペースになっていたり、

 

 

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机のように使っていたり、

家庭によって使い方は様々だが、家の構造はだいたいこんな感じで「窓辺の柵スペースありき」である。

 

 

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このカフェにも、柵スペースにひとテーブルあり、

すっかりお気に入りの席になり、翌日にも同じ席で長い間お世話になることとなった。

 

 

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昼間はガラガラで殆ど誰もいなく、店員も店員の友人たちもすっかり寛いでいたのだから、私もゆっくりさせてもらったけれど、きっと良かったに違いないということにしておこう。

 

 

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この窓側の席は、トリニダの家々にある柵スペースを何となく想像することができて、凄く気持ちのいい席だった。

街ゆく人が眺められて、風通しも日当たりもいいし、出っ張りはプライベートな落ち着く席でありながらテラス席のような開放感。

トリニダVIP席に認定しよう(何様)。

 

 

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何とスムージーは日本のカフェさながらのジャーに入ってるという。

この国で思わぬお洒落なドリンクが飲めるとは、感激!

 

 

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「2時間以上いる時は(いたたまれないので)もう一杯。」

というのは日本でも海外でも勝手に自分ルールで、長居したのでもう一杯。

 

 

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これも・・・・・これは何を頼んだんやろ。

 

 

 

夜は3人と合流し、野外音楽フェス(?)的なイベントへ行くことに。

一人なら絶対に即決で行かないイベントですね。即決で引きこもりです。

パリピの香りがするよコワイ(トラウマ)。

 

 

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うわああ・・・・・すでにパーリィナイの匂いが。

私一人なら間違いなくとまでは行かないがおそらくUターン。

しかしトリニダにこんなにも人がいたのか。皆パリピなのか。

 

 

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公園の中に入ると、ラテンの音楽、踊り、歌い、飲み! で盛り上がってて、

うん、良かったです。

ほんとですよ。語彙力がとっても残念ですが、良かったんです。

パーリィナイではなくもっとこう地元の夏祭りのような田舎っぽさというか爽やかさがありました。若い人だけではなくご年配の方も踊ってたりして。

一人じゃ行かんけど、こうやって連れてきてもらったことに感謝です。

 

 

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今日はまた一段と長くなった気が。

長い文章、ご一読ありがとうございました。

 

 

 

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