そこは、かつて日本にもあった景色。

 

 

3ヶ月ぶりです。

今夜、腰が上がりました。とりあえず1回分書きます。

パソコンも長期休暇すぎて突如起こされ寝耳に水だと言わんばかりに驚いていました。(立ち上がりのモタつき様)

 

 

だがしかし。

帰国してから1年を越え、相変わらずまたもや3ヶ月ぶりの更新というのに、有り難すぎることになんと今でも毎日約400pvは見ていただけているらしいです。(そのうちの毎日30だか50だかはおち◯ち◯・・・)

 

ありがとうございます。

このブログは健全なる世の物好きと変態によって成り立っているようです。

愛すべき同士に幸あれ。

 

 

 

今日も変わらず、書いている方も読んでいる方も一銭にもならない記事の始まりです。

完走まで、あと3カ国!! 引き続きキューバ編です。

 

 

2017.5.7(日)

キューバ 6日目 - トリニダ

 

 

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トリニダ3日目は一人になりました。

そしてこの日以降キューバで日本人と共に時を過ごすことはなかった。

 

「キューバは旅人との再会や初めましてだらけで、皆でワイワイと過ごす。」

という旅人通説、ほんまどこいった。

 

 

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日曜日だからか、街には地元の人たちが多く外に出ていました。

 

 

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街では近所の商店(多くが、店=家)に買い物に来ていたり

 

 

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ご夫婦で家の前の掃除をしていたり

 

 

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軒先でご近所さんが立ち話をしていたり

 

 

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町内をフルーツをのせて売っていたり、

 

 

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鶏の生肉を炎天下放置プレイ。(危)

 

 

 

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笛を吹いて何かを売って回っているおっちゃんを見かけた時、

今では滅多に聞かなくなった、竿竹屋やチャルメラ、石焼芋屋さんをふと思い出し、どうしようもなく懐かしい気持ちになった。

そういえば、あさり屋さんもいたよな。

 

「あさーーーりーーーーー、、、、」

あの後何て言ってたんだか。

 

 

 

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そんなどこか既視感のある懐かしさを彷彿とさせるキューバ・トリニダ。

 

 

 

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平成生まれの私が一丁前に語れることでも無いが、

今の日本には薄れてしまった、或いはもう失くなってしまった、昔の日本には確かにあった大切な大切なものが、この街には確かに在るように感じられた。

 

 

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これからの日本にはもうきっと再現はしない、紛れもなく実存する、目の前に広がる光景を見て、胸がそっと熱くなった。

 

 

 

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街を歩いていると、「Hola!」と通りがかった家の中にいた人から話しかけられる。

「Hola〜入っておいでよ!寄って行きなよ!」

 

家族一同いきなり家に入り込んできた異国人に対してとても友好的だった。

 

 

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直後、「見てよ私の可愛いお人形ちゃんたち!」と、おばちゃんが大真面目に紹介してくれたことに対し実に何ともいえないリアクションをしてしまったことに、後々数分の一人反省会を催すこととなる。

 

 

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昼間は暑さのあまり一旦カフェや宿に退散したものの、夜も街を歩いた。

旅の終盤で一人旅では珍しかったと思う。

夜も変わらずこの街は賑やかだった。

 

 

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この国・この街に限らず思う機会は幾度もあったのだが、

「仕事」というものの概念が、その土地によって違うのだ、と、旅をしていて度々感じた。

 

私の感じた限りだけれども、

恐らく彼らにとって仕事は、ただただ「生活の一部」なのだ。

 

それは「時間」というものできっちりと区切られているものではなく、義務や体面、付き合いや建前などという縛りに駆られてするものでもないのだ。

「働かねばならない」というよりは、「働き”も”する」という、衣食住のような、「生きている活動」のうちの一部に過ぎないのだ。

だから、必ずしも絶対に第一優先事項でなければならないことではないし、それよりも大事にしなければいけないことがあればしてもいいし、時によっては仕事を優先することもある。

 

そういう考え方なんじゃないか、と思う。

 

 

 

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この国は今まさに過渡期にあって、ネットや携帯などがこれからどんどん普及し、程度は違えど私たちがそうであったように、きっと対面の関係は少なくなって行き、日々の画面上の時間や関係性が増えて行くのだろう。

 

今目の前にある景色は、今だけの景色。

変わらないでいて欲しいなぁ、なんて、思わず余計なお世話すぎる願いが生まれた。

 

 

 

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図らずも、即席センチメンタリストが一丁上がってしまったこの街ともお別れ。

 

「もう戻ってくることは二度とない。」

と、しっかり頭では理解できているからこそ、お気に入りだった宿も街ももうこれで最後!!と、噛み締め、

変わらず優しい宿のご主人夫婦が特大サービスしてくれたお気に入りのバナナチップスが入ったビニール袋を片手に握りしめ、次の街へと足を進めた。

 

 

 

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次回は、嫌だなあ、書けるかなあ、

 

久々の、トラブル回です。

 

日本に馴染んでから書く超振り切ってる系のトラブル回。

こんなにも怖いとは。

 

どうやら私は知らず知らずのうちに、手放して

知らず知らずのうちに、取り戻していたようだ。

 

「恥じらい」ってやつを。

 

 

 

怖いよー!

 

 

 

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◆ おまけ

キューバでは海外製品がまだまだ入ってきていないので、所謂「コーラ」の代替品がこちらである。(サイダーもあるよ!)

キューバ行く方、ご参考までに。

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