しれっと再出発しました。
アメリカ5週間単発旅行です。
今回は完全に短期旅行気分。
圧縮できないビーズのネックピローなんて持ってきて、
旅用に新しい秋服なんて買っちゃって、
ネイルもマツエクもしちゃって、新しいカラーマスカラも買って、
「絶対あの30Lサブバッグはもう背負わん。」とショッピングバッグなんかできちゃって、
バックパッカー(コロコロパッカー)ではできなかった旅に少しだけ浮かれております。
そして今、日本を出て初めて確信へと変わりましたが、
やはり7月の帰国にて私の中で「世界一周旅」は完結しているようです。
だから、今回は、アメリカ単発・短期旅行。
只今ロサンゼルスのトランジット中。
3時間フライト→4時間待ち→13時間フライト→19時間待ち→3時間フライトの、
計42時間。
しかもラウンジなし、椅子は一つ一つ肘掛付き(=横になれない)ときた。
一時帰国して完全に旅人として腑抜けとなっている私にはあまりにも鬼畜なスタートである。
しかし航空券、馬鹿にならない値段。残り僅かな私の旅資金には大打撃である。
42時間移動、やるしかねえ。
今のところ家に引きこもって羽毛布団に包まりながらネトゲしてる生活に戻りたいです。
この旅に関して5〜6月のアメリカ横断の時のようにブログを書くかどうかは、実は迷っています。
(横断編はこちら:★)
ブログを書く旅のメリットもデメリットも重々把握しております。
あと一週間は一人なので、その間に決めようと思います。
楽しみにしているという声もちらほらいただき自らも残すと後々良かったと思えるので書きたい気持ちはすごくあるのですが、おそらくインスタのみになるやもしれません。
(インスタアカウント:uco_mae)
さて、時間は有り余るほどあったのに、日本で驚くほど書かなかったブログ。
不思議と旅に出るとそんなに腰も重くないのです。
アメリカ縦断旅スタートまでにブログ上の私は無事に日本に帰国できるだろうか。
また書き進めていこうと思います。
2017.7.15 世界一周 461日目
5カ国目(再 / 37ヵ国後):中国 / 大理(Dali)→ 韓国?
リアルタイム: アメリカ / ロサンゼルス
ありがとう / 謝謝(シエシエ) こんにちは / 你好(ニーハオ)
1元:約16円
およそ1ヶ月に及ぶ中国旅も終え、1ヶ月ぶりの飛行機。
そういえば「7月に帰国しよう。」と決めたタイミングである、チリ〜ペルー編を現在すっ飛ばしている為、何故帰ろうと決断したかは記述していなかった気がする。
今回はその話を書こう。
一生に一度の世界一周旅。
本来は日本で毎日働いていなければならない日々。
両親がいて、実家があって、帰る場所があるからこそ自分は旅ができているということ。
「1日1日を大切にする。」
世界一周に出発する時、私はこれを自分の中でのルールとして定めました。
(世界一周出発の日の記事:こちら)
もしこの旅の日々を当たり前(日常)に感じ始めた時、日々を蔑ろにし始めた時、その時は旅を終えることにしようと。
ただただ、その時がやってきただけの話です。
旅を続けているうちにどんどん景色にも慣れていって、海外にいることに特別感も感じなくなり、こちらが日常になる。
次第に観光もそんなに意欲的ではなくなり、ゆっくりしがち。
特にヨーロッパを出てグアテマラに入ってからは、無理はしなかった。
毎日したいことをし、自分の行きたいところにルートやスケジュールをかえ、自分の気持ちに素直に従って旅を続けた。
「せねばいかん。」ことなんてよくよく考えてみれば実はすごく少なくて、周りやテンプレート的な基準などと比較するのはやめた。
効率的でも経済的でもないが、悔いは少ない自分の旅となった。
が、その私の人生史上この上ない贅沢な日々が、「そうでありたくない。」という気持ちとは反比例して、気がついた頃にはもうすっかり当たり前になっているのだ。
その先のことは決めていなかった。
本当はまだ行きたい国も残っている。
なんとなく直後のスケジュールもルートも決めていた。
感情をコントロールできるならば、本当はまだまだ続けたい。
でも、これは世界一周をスタートした時の自分との約束だ。
「これは帰り時だな。」とある日ふと思い、それから何日かな、何週間かな、悩みに悩んだ末、予定よりは少し早いが7月下旬に帰国することにした。
「慣れた。疲れた。もう帰ろう。」
からの、ルート決めは、それはもう、それはもう、めちゃくちゃ迷った。
アメリカからストレートに帰国するか、
メキシコやモンゴル、アラスカ、ラダック、北欧、アフリカなど行きたい国や地域に寄って帰るか。
できれば、できればハードなところだけは避けたい。
楽しいのだ。楽しい日々なのだ。本当に贅沢な時間だとわかっている。
だけれど心は知らず知らずのうちに疲弊していた。
でも、どうしても
「世界一周中に一番好きだった”東チベット”に人生もう一度だけ行っておきたい。」「ラルンガルゴンパに再チャレンジしたい。」
これだけはやれるうちにやっておかなければ後々に悔いが残る。
そう思い、自分で自分のお尻を叩きながら中国行きを選択した。
アメリカ最終日にはアメリカ横断メンバーに
「中国行きたくないヨォォォォォォ!!!!!私も日本帰りたいヨォォォォ!!!!」
なんてグズっていたことはまだ記憶に新しい。
そんなこんなでスタートした中国旅だった。
(読み返しはこちらから:★)
1ヶ月に及ぶ中国一人旅はそういうタイミングであったこともあり、なかなかキツイ部分もあったのだが、終えてみればやはり再訪しておいて本当に良かったと思う。
私にとって、他の国々とは違う、特別な国。
ツッコミどころも満載で、言葉もほっとんど通じへんし、公安も偉そうやし、そこらへんに痰吐くし、バス独特の匂いするし、ひまわりの種そこら中に剥き散らかすし、子供ちゃん路上でおしっこウンチさせるし、東チベットの旅の面倒くささなんてトップレベルやし、
単純に「好き!」とはとても言い難いのに、それでも世界で一番好きな国。
・・・いや待てよ。好きなんかどうか最早今となってはようわからん。
でも世界のどこよりも、特別な気持ちを抱いている国。
最後にここを旅できて、良かった!
行きたいところはまだまだありますが、これで本当に心底心残りな国は残すことなく、世界一周旅を終えることができそうです。
まあ、まだあと少し行くかもしれんけど。
それはそれとして。
さて、今日は脱線しましたが次回は本編に戻ります。
気力があれば、また明日!
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