旅中2度目の、涙した日。

 

 

2016.8.27 世界一周 138日目

16カ国目:ポルトガル / リスボン

リアルタイム:スペイン / セビーリャ→ロンダ→マラガ

 

お金:1ユーロ:約114円

挨拶:ありがとう/  オブリガータ(女) こんにちは /   オラ

 

★ 本日2回更新しています ★

1回目は今朝更新済

 

 

 

あっという間にリスボンでのホームステイ生活も最後。

 

 

久々の「家」での暮らしも

オーガニック生活も

友人との家族のように過ごした日々も

もうすぐ終わりである。

 

彼女らはずっと私に気を遣ってくれていた。

ほんとに気遣いと優しさにあふれていた。

大好きだ。

 

 

今までの記事で何度も記してきたようにリスボンは本当に素敵な街だったが、彼女らと過ごすことができるのなら、家にいても外に出ても、何でも良かった。

 

「しなくてもいいよ。」と言われていたが、皿洗いや洗濯など、手伝っていた。

「そうせな悪いから。」「ありがとうの気持ちとして。」以前に、彼女らのことが大好きだったから、そういうのとっぱらって「手伝いたい」と素直に思って動いていた。

 

 

 

何かお礼がしたくて、最終日には日本食を作ることになっていた。

 

キルギスでクレジットカードを失ったこともあり(★)、家から荷物をリスボンに送ってもらっていて、ついでにお願いした荷物のうちの一つにカレールーもお願いしていた。

(今一番食べたい日本食は「カレー」だったから。笑)

 

 

が。

なんと、検疫でひっかかって、荷物間に合わず。

 

 

なんてこった!

結局、解決策は他に見つからず、ジュリアとダニエルにリスボンからスペインに送ってもらうことになった。

いやぁ、最後まで申し訳ない・・!

 

私も一人旅、荷物も一人旅。

 

スペインでは落ち合えるだろうか。私の荷物。

 

 

 

というわけで、急遽予定変更。

親子丼を作った!

 

実家暮らしだった上に別に料理上手でもない私は、親子丼なんてはじめてつくった。

酒もみりんもないので全部赤ワインとはちみつ(←オーガニックな二人なので)でごり押ししたが、

 

「絶対おいしい丼を二人に作りたい!!」という気持ちが通じてか、

はたまた、冷静に考えてgoogle「酒 みりん 代替」検索とクックパッド様様のおかげか、

 

 

 

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ばっちり(味は)日本の親子丼が完成しました!

(google検索「ご飯 鍋 炊き方」のおかげでもある。)

 

 

 

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クックパッド様のレシピによるところ、5人分の親子丼を作ってしまったわけですが、2人はぺろりと食べてくれ、

 

「美味しすぎる!」「なんでもっと作ってくれなかったんだ!」

「リスボンに戻ってこい。ほんで家代タダでええから、日本食作ってくれ。」

など、お世辞にしても、美味しいとめっちゃ喜んでくれて、私も嬉しかった。

 

 

 

料理だけでなく、赤ちゃん慣れもしていない私は、

最初はお互いにびびりあって、ものすごい距離から警戒し見つめ合っていた二人の愛娘、「マリナちゃん」とも、

一週間経った今では、私にいつも「遊んでー!」とかまってモンスターになってくれる程、良き友達になっていた。

 

 

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親子丼の後に、3人で巨大アイスをつっついていると、

ジュリアが

 

「Yuko、これは私達からのプレゼントよ。」

と。

 

 

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二人の結婚式の時の名前入りの記念品と、

ポストカードをもらった。

 

裏にはびっしりと埋まった文字。

 

 

一行目の「Dear Yuko」

 

これだけで、涙がこぼれた。

その先は読めなかった。

 

 

仕事や部活で悔し涙はしょっちゅう速攻で出てたけれど、その他に関しては別に特に泣き虫ではない私。

 

でも、この時は、

涙が出る直前に、鼻の奥あたりがつーんとして「あー!これ泣くわ。」

とかそんなこともなく、

 

 

1秒かからず、ぼろぼろっと涙がこぼれていた。

 

 

自分でも「もうすぐ泣く」なんて自覚する前に、涙が出ていた。

そんな泣き方は、人生はじめての経験だった。

 

 

しんみりするのは嫌なので、

「あー!やだやだ!もう。」なんて笑って誤摩化す。

 

破壊力抜群だったポストカードは結局その先何日も見ることができなかった。

 

 

 

優しいダニエルと、しっかりもののJulia

二人の間だけでの会話内容でも、いつも英語で喋ってくれる彼女達

計算や下心が全くなく、無償で親切をくれる彼女達

かまってちゃんやけれど、3秒以上泣くことはなく、泣くタイミングも1歳4ヶ月にして既に空気が読める、おりこうさんのマリナちゃん。

 

大好きな3人と別れるのは、本当に寂しく悲しかった。

 

 

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なんで悲しいのか、寂しいのかは、なんとなく自分でもわかっていた。

 

理由は単純。

彼女らは「外国に住む」友人だからだ。

 

 

現実問題、次の「再会」は決して容易ではなく、

たとえできたとしてもずっとずっと先の話で、

この先一生出来ない可能性も大いにあったからだ。

 

 

6年間も関係が続いていた、大切な大切な友達。

できることならずっといたい。

 

でも私の旅は続くから、また次に進まなければならない。

 

 

いつか会える日を信じて。

 

 

 

 

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「See you again !」

 

ジュリア、ダニエル、マリナちゃん!

 

 

 

 

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これにてポルトガル編は終了です!

「お金の話」はホームステイであまり参考にならないと思いますのでカット!

物価を知りたい方は、1日ごとは記事毎の最後に記してありますのでそちらを!

 

 

 

★ 本日2回更新しています ★

1回目は今朝更新済

 

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8/27

地下鉄×2:2.8ユーロ

【昼】ポルトガル料理(レストラン):12ユーロ

アイス(お店):3.5ユーロ

エッグタルト×3(お店):3ユーロ

計:21.03ユーロ

 

8/28

交通費(リスボン):1.25ユーロ

交通費(マドリード):34ユーロ

【朝】チョコラテ&パン:2ユーロ

【昼】サンドイッチ :3.79ユーロ

計:41.04ユーロ

 

 

2件のコメント

  1. なんか俺も泣きそうになった 笑
    もうすぐポルトガル入るので記事参考にさせていただきます。
    次会ったら前ちゃんのオーガニック親子丼も楽しみにしてますね(^^)

    1. え、うそやん!
      こんな拙い文章力で、伝えたかったことが伝わっていたかと思うと、嬉しい。
      そんなこというてくれてありがとう!

      是非!ポルトガルくらいまではまだ情報も書いているので。(最近はちょっとさぼり気味)
      少人数なら親子丼も全然つくります!
      大人数は・・・・プレッシャー・・・・汗

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