2016.8.19~8.20 世界一周 130〜131日目
15カ国目:チュニジア / スース
リアルタイム:モロッコ / マラケシュ
お金:1ディナール=約46円
挨拶:ありがとう/ シュクラン こんにちは / サラーム
第二の都市、「スース」へ1泊2日で旅行へ。
数時間電車に乗ることになるので、予定では朝イチで〜と思っていたのですが、お昼よりゆっくり移動しました。
チュニジアでは外に出るとエルモ状態。
街歩きは楽しいけれどめちゃくちゃ疲れます。
数時間でお腹いっぱい胸いっぱい。
私、西のエルモ、東のミッキーに心の底より敬意を払います。
彼ら、半端ないです。凄まじい精神力と忍耐力。感涙。合掌。
★ チュニス→スース 電車移動 ★
チュニス駅(=バルセロナ駅とも言うらしい)から。
確か、3時間くらい。
【往復チケット】
1等:18.1ディナール(エアコン付)
2等:13.1ディナール
※往復で買うと15%オフになります
200円やし、チュニジア暑いので1等席のエアコン付を購入。
当日に購入し、次の列車まで1時間程駅で待つ。
スチールイスとほどほどのハエとほどほどの暑さの中なんですが、これに慣れているというか最早懐かしいのが悲しいところ。(★)
15分前にホームに行く。
ほんなら、
電車満員。
いやいやいやいや。
なんでやねん。
私の一等席券
指定席やのに席ないって。
私の席どこいったよ。
よくよくチケットをみると
「1番〜26番のどこか」という
ざっくり指定。
なんでその制度にしたチュニジア!
こう書かれると、「そこ私の席やん」って言えません。
てか
指定席やのに席の争奪戦。
いったい「指定席」とは何なのだ。
15分前は時既に遅し。
席は満席で、間の通路は立っている乗客でいっぱいです。
英語が話せそうなそこらへんのビジネスマンに訊いてみる。
「あの、指定席やのに、席ないの。
私、車両間違ってるかな?」
「ああ。そうだね。君はここの車両だね。
でも、席はないね。」
「え、どういうこと?
席があるからチケット代払ってるちゃうの?」
「Sorry. This is Tunisia.」
返す言葉がなかった。
「うわぁ。謝らせてしまってなんかこっちがごめん」ってなったよ。
ええ、This is Tunisia.なんです。仕方がない。
ほんで諦めて立ってたら
目の前に座っていた別のビジネスマンが
すっ・・と立ち上がり
私に席を譲ってくれた。
うわぁぁぁぁ!!!!
なんで!!!!
この暑くて満員の列車で数十分前から勝ち取ったであろう席。
譲ったらこれから数時間ずっと立ちっぱになるかもしれんのに!!!
なんで譲ってくれるのさ。
無償の優しさに感動。
有り難く席をいただきました。
有り難い。
そう。
これも This is Tunisia. なのだと。
外国人に対してだけでなく、他人に親切にしていたりまるで元々友人だったかのように接している場面を本当によく見かけた。
例えば、その席についた後、横に座っていたおじさんもまた、近くに立っていたチュニジア人女性に席を譲っていたのだ。
そして、その隣の女性も私にお菓子を当たり前のようにくれる。
「美味しい!」というと
持っているお菓子全部くれた。
「そんな、悪いよ!!! いいよ!!!」
と申し訳ないので言ったが
「いいの。もらってちょうだい!」
と。
お金払って買ったお菓子なのに、そんな丸ごとくれるなんて。。。
本当に優しい、チュニジア人。
そんなこんなで、スースに到着。
スースは、人!人!人!
チュニスと同じくとても賑わっていた。
たくさんの人と店と物。
少しタイのナイトマーケットを思い出した。
どうやらちょうどお祭りとかぶったらしい。
どうりで人の多いこと。
チュニジア観光客の大半を占めているアルジェリア人もたくさんいるそうで。
ちなみにチュニジア旅行社は、ロシア人も多いみたい。
わたあめのサイズ感に驚愕。
ちなみに人気のようで、そこら中でわたあめの屋台をみかけた。
あげドーナツも人気。
スースにもチュニジアンブルーの町並みはちらほら。
駅周辺は発展している!
首都だけでなくスースも。チュニジアは意外と都会。
夜ご飯は奮発!!!
ちょっと高めのレストランで、シーフードパスタを。
ものすごい量!
ローカルなレストランで頼んだり、メリハリをつけて。
チュニジアでは頼んでなくてもスープとサラダが自動的についてくることが多かった。
サラダは私が食べた限りは10割トマトキュウリ(+タマネギ)サラダ。
街歩きをしていると、海沿いっぽい雰囲気のところに。
「ビーチあるんちゃうの?」と歩いてみると
ありました。
めっちゃ綺麗!!!
リゾート地でもなく、普通に都会の横にあるビーチでこの綺麗さ。
さすが地中海!!!!
水着はないので、足だけ。
ビーチはイスラムスタイル。
イスラムの女性は海で泳ぐ時はどうするかというと・・・
服を着たまま海に入ります。
全員というわけではないですが、半分くらいはそうだったと思います。
ビーチを後にし、旧市街に戻りましたが
やはりどこでも声かけ祭り、エルモ状態。
疲れて逃げ込んだ先は
デパート。
これは妙案だったと思う!
施設内に入ってしまうと、ほとんど声をかけられることはなくなった。
助かったーーー!!! セーフティゾーン!
今いるモロッコもうざいと思わないし、人嫌いじゃないんですが、チュニジアだけは、嫌いじゃないけど流石に参ってしまった。
ごめんねチュニジアの人達。
休憩せずこのままぶっとーしやと、すごく嫌な態度をとってしまうから。
ずっとオンしっぱなしっていうのは私には無理でした。
いい人達なことも知ってるし、沢山親切にしてもらったことも忘れません。
ありがとう!
デパートの中には美容の店舗も!
アルガンオイルなど、誘惑が・・・!!!
顔パック(5ディナール)、激安なので買っちゃいました。
チュニジアで一体何個物を買うんだろうか私は。
お土産で可愛いなと思ったのがこちら。
サハラ砂漠の砂で
上から砂をいれて積み上げていって作ってるねんて!
すごい!
好きな配色を自分で選んで、その場で作ってもらえて、名前もアラビア語で中に書いてくれるとのことで、一番小さいのをお願いしました!
そういうの大好き!
数百円程度でした。
チュニジアのどこで誰と話したかは覚えていないが、
「チュニジア人は他人との距離感が近いね。」と言ったら、
「私達は皆で一つの大家族だ。」
と。
とても印象的で、今でも記憶に残っている。
チュニジア人の無償の優しさや、他人との接し方や親切は、私も学ぶべき、そして真似するべきところがあったなと、チュニジア旅をして思った。
彼らのそういう面はとても尊敬している。
それを感じられる機会が多かったスース1泊2日旅行でした。
ブログのランキングに参加しています。
いつもありがとうございます!
よかったらぽちっとお願いします!
ありがとうございまーす!
8/19
宿:23ディナール
電車(チュニス⇆スース):往復18ディナール
【夜】パスタ:25ディナール
計:66ディナール
8/20
宿:34ディナール
【昼】チキン:6.5ディナール
【夜】クレープ:3ディナール
スプライト:1.5ディナール
レモンジュース:2ディナール
ドーナツ:2ディナール
マグネット:4ディナール
お土産の砂:2.5ディナール
アルガンオイルパック:5ディナール
計:60.5ディナール
わ。砂の瓶の凄く好きです!
しかもサハラ砂漠の砂だなんて言われたら。買っちゃうわ〜
いつも素敵なお土産見つけるの上手ですよね!!お土産も出合いですよね^ ^
わーー、まるいるなさん、褒め上手!!!笑
砂いいでしょー!ことりっぷチュニジア版ちょっとやらせて下さい、なんて。笑(天狗)
素敵なお土産をみつけると、人に見せずにはいられません。。笑