ざっくり言うと「ピサ」10分滞在になった話。

 

 

8.1   世界一周 112日目

(イタリア鉄道縦断一人旅:6日目)

13カ国目:イタリア / フィレンツェ⇆ピサ&チンクエッテレ

リアルタイム:チュニジア / スース→チュニス

 

お金:1ユーロ=約114円

挨拶:ありがとう/  グラッツェ こんにちは /   チャオ

 

 

 

イタリアに来てからというもの今のところ

 

日付変わるころまでノンストップで観光

→3秒で就寝(化粧したまま寝落ち)

→目覚まし無しで遅め起床

→そこからシャワーと準備

→出発が12時頃に

 

が日々のテンプレートになっています。

まさに自分らしいスケジュールやなと。

 

 

が。今日は日帰り旅行。

 

しかも「ピサ」「チンクエッテレ」

両方いきます。

 

本来それぞれがフィレンツェからの日帰り旅行できる場所として知られている街。

それを両方突っ込むわけなので、

絶対に早起きしなければならない。

 

 

が。

 

 

通常運転で寝落ちと目覚まし無し起床。

朝8時くらいには出発したかったのですが、朝8時半に起きたんでここでもう既にアウト。

 

それからシャワーと準備しなければならなかったり、

ほぼ全所持金&全カード紛失事件をおこしたり、

(30分ガチで顔真っ青で捜した末、床に、メインバッグの下敷きになっていました)

最寄り駅から40分電車こなかったりで、

 

謎にフィレンツェを出るのは12時半になってしまいました。

 

 

 

8時半に出たかったのにな。

チンクエッテレまで往復で6時間かかるのに、今(12時半)から2箇所観光しようとしています私。

 

でも一番今何が言いたいかというと、ほぼ全所持金&全カードがあって良かったということです。

「夢であってほしい」が夢だったパターン。

謎に一周して最高に「ああ良かった〜」って気分です。

 

 

 

★ ピサ&チンクエッテレ 日帰り旅行 ★

必要ないかたは、「—–」線までスクロールして下さい。

 

 

フィレンツェからそれぞれ日帰りでいける距離です。

 

チンクエッテレは直通では行けず、手前の「ラ・スペツィア」というところで乗り換えなければなりません。(チケットはチンクエッテレまで纏めて買える。)

そして、フィレンツェからラ・スペツィアまでの電車も本数が少なく、途中の「ピサ」で乗り換えた方がタイミングによっては早いと。

 

そのため、チンクエッテレに行くついでに、ピサもいけちゃうってことです。

「早起きするならば」両方1日でいくことも可能です。

間違っても12時半にフィレンツェから電車出るのに両方行こうとか考えちゃ駄目です。早まるな!

 

 

<まとめると・・・>

 

フィレンツェピサ:1時間くらい

ピサ→(ラ・スペツィア乗り換え)→リオマジョーレ(※):1時間半くらい

※ 「チンクエッテレ」は「5つの村」という意味で、「リオマジョーレ」はその最初の村。

 

私は結局そこからさらに電車で一駅、2つ目の村「マラノーラ」まで電車を乗り直しました。(本来、ラ・スペツィアからマラノーラも一本で行ける)

帰りは、「ラ・スペツィア」からピサで乗り換えず、フィレンツェまで一本直通で戻りました。

 

★ それぞれの列車の値段は、

記事最後の「本日使ったお金」に載せておきます。

 

 

———————————————————–

 

 

12時半にフィレンツェ出発。

ピサについたのは13時半頃。

 

今日のスケジュールは

フィレンツェ→ピサ→チンクエッテレ→フィレンツェ

 

ここから更にチンクエッテレにいって、フィレンツェ帰ってくるには、

もうどんなに遅くても14:48ピサ発の電車に乗らないといけない。

 

電車は今からおよそ1時間10分後。

地図の経路検索やと、片道25分。

ってことは、往復50分。

1時間で戻ってくる。

 

= ピサには10分滞在できる。

 

 

よし。やるか。

 

 

 

炎天下の夏のイタリア。

走るともたないので、出来る限りの早歩きで進む。

私は歩くのが遅いので、急いで歩いて、やっと経路時間で到着できる早さ。

 

 

 

th_P8010818

 

街はカラフルでかわいい。楽しそう。お店も沢山ある。

ああ、ゆっくり歩きたかった、ピサの街・・・!

 

 

 

 

th_P8010840

 

 

 

th_P8010822

 

 

でもそんなん言うてる場合じゃない。

 

どこにも立ち寄らずに、どんどん進んで行く。

写真は歩きながら数枚だけ撮影。

「せめてあと1時間早く宿出てたらな。」

なんてこてこての反省をしつつ歩いていく。

 

 

 

 

見事、ぴったり25分で到着!

 

さて。残された時間は10分

 

 

 

th_P8010836

 

ピサ見る!

 

「ああ傾いてんな!」って。感想以上。

あ。あとおもったより大きかった。

 

 

 

 

th_P8010831

 

ピサ撮る!

 

 

 

 

th_P8010838

 

晴れててよかった!!!

これ快晴やからこそ写真もええのよ。

なんやかんや初日のぞいてずっと晴れてる。

 

 

 

 

th_P8010196

 

ピサ撮られる!頼む!

 

 

 

th_P8010198

 

ピサ自撮りする!

 

 

 

よし。ピサ、クリア。

 

もはや、観光してんのかミッションこなしてんのか。

 

 

 

 

 

帰りも急いで早足!

なんと20分で到着!

 

結果、10分前行動となった。神。

 

 

ほんならよ。

 

 

 

th_P8010842

 

一番上よ。20分遅れだと。

 

勘弁してくれよ。

待つのは全然いいし気にしやんけど、ここでの20分遅れはないぜ。

もっとゆっくりできたじゃんよ。

あほー。イタリア鉄道のあほー。

 

 

 

 

午後4時半。

チンクエッテレ5つの村のうち、最初の村

リオマジョーレに到着。

 

でもね。6時半がフィレンツェに戻る終電やって。

うおお。

あと2時間しかない。

 

 

しかも、特に何も調べてへんし、地図も見たかった景色の写真もダウンロードしてへんし、wifiここないし、で、着いたはええけど、どこに行ったらわからんって状況に。

今日は準備不足の集大成みたいな日だ。笑

 

とりあえず「マラノーラ」には見たい景色があるってのはわかってる。

リオマジョーレで途方に暮れる時間もないので、着いたはええけどそのまま「マラノーラ」へ電車を乗り直す事に。

 

 

「マラノーラ」到着。

ううん、時間がない!!!

 

慌て気味で、マラノーラの駅にいた駅員さんっぽいお姉さんにたずねる。

 

「ハウスがメニーでカラフルでビューティフォーなビューをテイクフォトしたい。」

 

と。

出川哲朗か私は。

 

そしたら、お姉さんすっごく優しくて。

列車スケジュールが機械で見れることを教えてくれただけじゃなく、その機械を一緒に順番並んで、全部操作してくれて教えてくれて、ほんで切符まで一緒に買ってくれて、その機械コイン使えんからって、自分の財布から0.7ユーロも出してくれた・・!!!

 

正直イタリア入って、イスラム圏に比べて距離感を感じることや、冷たく感じることが度々あって割と寂しく感じてたから、すごくその優しさが嬉しかった。

 

 

無事、その見たい景色は伝わったようで、景色の行き方も教えてくれて。

この時点でのらなあかん列車まで1時間半しかなかったけれど、

なんと10分足らずであっさり見れました。 良かった。

 

 

ちなみに景色これね。

 

 

th_P8010868

 

マラノーラ。 チンクエッテレの景色。

 

かわいいでしょ。

私の場合、今回は経緯が経緯だけに、

この景色より「これを見る」こと自体への達成感が勝っちゃってるけれど。

 

 

小さいし、他に特になにもない街やから、かえって1時間半で十分やった。

なんなら30分でもOK。

 

th_P8010880

 

 

 

カラフルな家の景色をみにやってきたわけですが、

意外と海の景色がきれい。

 

th_P8010851

 

 

 

 

th_P8010871

 

泳いでる人がいっぱいいて、海は真っ青で綺麗で。

 

 

朝にちゃんと出て、ほんでタオルと水着あったら

あ。これ入ったな。 って。

 

日本で内陸県で生活している私にとって、綺麗な海で泳げるなんて滅多にない機会。

なんなら白浜(和歌山)でしか泳いだことないので、当社比ですと今のところ世界で一番綺麗な海中は白浜なわけです。

 

 

くそう。

時間は置いといたとしても、

なぜ今、水着持っていないんだ私!

 

この時そう思った私は、後日シュノーケリングを買いにいくこととなる。

(メインバッグが一気にパンパンに)

 

 

 

写真とって、他行くところもすることもない私は、

海をぼーっとそんなこと考えながら眺めていた。

 

すると、一人の韓国人の女の子が

「あなた、リオマジョーレでも私みたわ!」

と、話かけてきた。

 

 

そこから数分話して、すぐに仲良くなった。

一緒に足だけでもということで海までいった。

 

th_P8020204

 

 

彼女は学生で、夏休みを利用して、イタリアから7カ国を2ヶ月でまわるそうな。イタリアからドイツまで北上。

「はじめての海外」旅行で一人旅! すごいなぁ。

 

そして、私が記念すべきはじめて喋った日本人だとか!

わたしは韓国人にたくさんあってきたから、気が合うのはしってるけれど、彼女にとって日本人ははじめてだから、キャラ作るわけちゃうけれどいい印象をもって貰えたらな、とは思った。

 

 

朝、出るの遅れ倒したから、たった1時間ちょっとしか一緒におられへんかった。

でも、出るの遅れ倒したから、こうやって出逢えた。

全てはタイミングですね。

 

イタリア彼女は北上旅。私は南下旅。

彼女はラスペツィアへ。私はフィレンツェへ。

一緒に夜ご飯が食べれないのが残念!

韓国か日本での再会を約束する。

いつか一緒にサムギョプを食べます。

 

 

th_P8020203

 

 

 

 

フィレンツェ駅に戻って、

昨日のフィオレンティーナをもう一度食べに、急いでフィレンツェの街へ!

頭の中がフィオレンティーナでいっぱい。

 

が。冷静に考えて、食べて戻ったら11時半。

バスがあるかもわからへんし、電車は11時半に駅に戻って来たら、次乗れる電車は夜1時前に最寄り駅着。

 

諦めて、近くのレストランでボンゴレ(連続4日目)を食べることに。

くうう・・・・悔しい! フィオレンティーナ・・・!!!

 

 

 

th_P8010887

 

・・・・・不味っっ!!!

 

 

え、ここイタリアですよね?

どうやったらこんな不味いボンゴレ作れんの。

べったべたやし、手滑らせたんちゃうかってくらいしょっぱいし、ワインの味微塵もせーへんし、あさり殻ばっかでほとんど中身ないし。

 

「イタリア」=「パスタどこでも美味い」ってことではないようです。

店選びは気をつけて!

日本語ばりばりのとことかなんか安っぽいとことか注意です。

時間なくて入ったところがそんな感じ。

 

 

 

さて。パスタのまずい話で終わってしまうのも悲しいので・・・

 

 

 

th_P8010879

 

ばったばたした1日でしたが、両方欲張ってみることできたし、韓国人女子との出逢いもあったし、良かったです!

 

 

・・・・って感じでしめておきましょう。笑

 

 

 

 

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★  8/1 かかったお金 ★

 

<列車> ※ 乗った順番通り

フィレンツェ⇆ピサ:16.8ユーロ

ピサ→ラ・スペツィア:15.9ユーロ

ラ・スペツィア→リオマジョーレ:4ユーロ

リオマジョーレ→マラノーラ:4ユーロ

マラノーラ→ピサ:10.7ユーロ

 

宿代:25.15ユーロ(市税1.50ユーロ含む)

【朝昼】バナナ2本(スーパー):0.79ユーロ

【朝昼】マフィン6個(スーパー):1.45ユーロ

【夜】パスタ(レストラン):12ユーロ

水1.5L(スーパー):0.25ユーロ

バナナ牛乳(スーパー):0.99ユーロ

アイス:2.5ユーロ

 

合計:94.53ユーロ

 

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