【トルクメニスタン】地獄の門、目指して砂漠の真ん中へ。

 

 

7.17〜7.18  世界一周 97〜98日目

 10カ国目:トルクメニスタン / ダシャウス→タリヴァザ

リアルタイム:イタリア / ローマ→ナポリ

 

お金:1マナト=約30円

挨拶:ありがとう/ ラホメット(イスラム語) or  スパシーバ(ロシア語)

  こんにちは /   サラーム(イスラム語)or ストラヴィッツェ(ロシア語)

 

★本日は2回更新です★

2回目は夕方6時。

 

 

 

朝にウズベキスタン、ヒヴァを発ち

午後にはトルクメのタリヴァザに到着した私達。

 

ここにトルクメニスタンにやってきた目的

「地獄の門」

があります!

 

地獄の門は砂漠の中にあるので、

砂漠地帯にあるチャイハナ(茶店)で荷物を置かせてもらい、日が暮れる頃まで休憩します。

 

 

★ 「地獄の門」までの移動 ★

チャイハナまでは全てタクシー。

 

ウズベキスタン ヒヴァから国境まで:忘れたごめんなさい

国境からダシャウスまで:忘れたごめんなさい

ダシャウスからタリヴァザのチャイハナまで

:3人(+現地人1人)一人8ドル

チャイハナから地獄の門:徒歩で1時間半程(砂漠)

 

 

★ チャイハナ:「モニカ」 ★

 

費用:5ドル

荷物を置かせてもらうのと、休憩、仮眠できる。

布団やベッド的なものはない。使えるのは床と机。

小さいクッションと床にひいてある若干気持ちふわふわのもの。何個かある。

日暮れまで待機して、地獄の門をここから徒歩で見に行って、また夜中に戻ってきて、朝まで床で寝るって感じです。

 

「あ、ここがハエ界のニューヨークでしたか。」ってくらいのハエがいる。

リアルガチで数百匹。耳にも顔にも口にもくる。身体中にとまる。

ぶっちぎりの数。ギネス記録。

寝袋、アイマスク、マスク、耳栓で寝た。

が、ハエが身体と顔にとまりすぎて、結局朝6時半起床。

 

 

 

★ 食べ物、飲み物、気温 ★

 

飲み物、チャイハナで買えます。冷たくない。よく停電していた。

水はなかったので、頼んでから買いにいってもらっていた。

ご飯はないので、飲み物も食べ物も準備していくのが吉。

とりあえず翌日の午後〜夜までは食べれない想定で準備。

 

くっっっっっそ暑かったので、食べ物の種類に注意。(7月)

タクシーで窓から入ってくる風が熱風。

ウズベキをこえる暑さに窓をストールでカーテンにして日差しを遮った。

ポテチとかクリーム類の挟んでない系クッキーとかが無難。

カップラーメンも保険であったほうがいいかも。

いつのタイミングかは忘れたがトルクメでは荷物の中身がホットになっていた。歯磨き粉とか。

 

 

 

午後8時。

まだ外は明るいですが、日が暮れてきたので出発です。

 

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ここから1時間半、砂漠の中を歩きます。

 

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砂漠っていっても砂だけではなくて

(ビーチみたいなさらさらの砂だけの中を歩くのだと思っていた私)

 

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こんな植物がたくさん。

 

これを避けたりかすったり踏んづけたり刺さったり

しながら歩いていきます。

 

ですので、

 

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長ズボン、厚めの靴下、トレッキングシューズで対策!!

それでもチクチクいたかったし、めちゃくちゃ靴下にささってたので再起不能。後日ゴミ箱行きとなりました。

 

だから。

 

これから、もしくは今後、地獄の門に行かれるそこの貴方。

間違ってもサンダルでいっちゃ駄目です。

 

「痛みが快感だ!ああ、もっと刺さってくれ!」

というどMな方は是非サンダルでいやむしろ裸足で。

間違いなく最適最強のコースとなるでしょう。

 

 

みゆき嬢はサンダルしか所持しておらず(※どMではない)

 

 

「前さん、ブログで、

絶対

サンダルだめって書いてね。」

 

と。

 

「絶対」の言葉の重さと説得力。

 

 

 

あとは水(1L)、カメラ(ライト使うから充電100%で)と携帯とタオルだけで行きました。荷物は軽めにね。

 

道中、何か看板や道や目印になるものは特にないので、

Maps.meで「地獄の門」にピンをうち、GPSの現在地を頼りに歩きます。

(といっても、くぼやん氏のGPSしか正常に起動しなかったのですが。)

 

 

 

 

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草木はほとんど枯れていて、

その中で生き残っているのは皆チクチクしていて。

ああ流石砂漠で生き残るだけあるわ。そら尖りもするわな。

人間も一緒ですね。

 

 

 

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ひたすらひたすら砂漠の中を歩きます。

時には丘? のぼったり下ったり。

 

 

 

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これはまだだいぶ近い方で。

基本的に私はあまりの歩く速度の遅さに、二人は地平線の彼方。

この2〜3倍は離れていました。

 

何が大変やったかって歩く事自体よりも、二人に少しでも追いつくこと。

 

学生時代、ずっと体育の競技のほとんどがドベで。

マラソンもずっと最下位だったんですが、それを思い出しました。

走っても走っても私より一つ前の人は遥か彼方。

 

 

二人は私が見えなくなるくらいまで遅れるので、度々丘の上とかで待っていてくれて。

わああ、ごめんね。って毎度思った。

でも身体が、足が、追いつかない・・・!

 

 

こんな私ですがこういうことをするのは全然嫌いじゃなくて。

みゆきちゃんに言うたら

「絶対嘘でしょ!!!!!笑」

って即いわれたけど、ほんとだよ!みゆきちゃん。笑

 

身体はついていってませんが、気持ちは十分なんです。笑

へたれまくりながら死にそうな顔しながら進んで行きます。

 

 

 

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生物ってほぼいなくて。

ちょこちょこバッタ。あとは数匹トカゲと1匹蝶みただけ。

(帰りに限り、フンコロガシはいっぱいみました。)

 

だから、すっっっごい静かで。

雑音がないの。シーーーンって。

 

その中で自分の砂を踏む音だけがして。

こんなに静かなことってはじめてで。

その中でまわりには草と砂以外なーーーーんにもなくて。

(あ、皆は遥か先に米粒サイズでみえているだけなので・・・。汗)

 

そこでみる夕日って

なんだろう。別格だった。

「夕日の綺麗な有名スポット!」なんて今までみてきたどの観光地よりも

 

一人、砂漠の真ん中でみる夕日が美しかった。

 

 

 

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そして歩くこと1時間半。

ついに

 

 

 

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見えたああああああああ・・・・・・・!!!!!!!!!!

 

って叫ぶこともなく心の中で思いながら

死にそうな顔で赤い光を見つめます。笑

 

 

 

ちなみに、多分、私が書くと「どんな大変なトレッキングだよ」みたいになってますが、きっとそんなに大変なところじゃないんです、ここ。笑

あくまでも私の体験談ですので。

地獄の門にいかれる方、これは「運動神経悪い芸人」による旅行記ですのであまり参考になさらずに。

 

 

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真っ暗な中に炎の光。とっても綺麗。

「地獄の門だ!」よりなにより、ついにみえたゴールに、まずその点にテンションがあがります。笑

 

 

 

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さあ、ここで焦らします。笑

続きはまた夜に!

 

 

★本日は2回更新です★

2回目は夕方6時です。

 

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