4.19〜22  世界一周 8〜12日目

 

１カ国目：タイ / パーイ

リアルタイム：バンコク / タイ（再）

お金：１バーツ / 約3.10円

リアルタイムは一人旅がスタートし、ミャンマービザをとるべくバンコクにいます。

 

人の出会いは一期一会なので、たった一言自分から話しかけてみることで、そこから一緒にどこかで旅をするような友達になるってこともあり得るわけで。

 

ブログを読んでいただいていた方はご存知の通り結構な人見知りなわけだが、

 

「同じ宿で日本人と思われる人には（フレンドリーそうなら外国人も）、億劫にならず、なるべく、とりあえず一度は積極的に話しかけてみる。」

 

と自分の中でちょっとしたルールにし、

同じ宿の日本人３人に

 

「こんにちは。日本人ですよね？」

 

と話しかけてみた。

そうするとなんと

３人中

 

一人は私のブログ（を含め世界一周カテのブログ）を読んでくれている

一人はなんとブログをやっていて、しかも世界一周カテにいる（おまけにブログ名今までに見たことあった）

 

ではないか・・・・！！！！

世間狭！！！！　こんなもん？これは旅中頻出イベントなのか？

 

 

読んでくれていた女の子とはさっそく翌日昼ご飯を一緒に。

ブロガーさんとは初対面１対１にもかかわらず、いきなり日付変わるまで５時間も喋り倒しました。笑

 

ほんとどちらもお互いの経緯やタイミングが少しでもずれていたら出逢っていないわけなので、世界一周中もどこかで出逢いが繋がったとき、「世界は狭いな〜」なんて皆も私もよく言ったりするけれど、

私は「選択の積み重ねからの偶然」というものにいつも感動します。

 

 

 

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きっと今日限りでしょうが、34位にいました・・・！

189位スタートやったのに！笑

ほんと毎日、押して下さっている方、ほんとありがとうございます！！！

おかげさまでこういう出逢いに早速繋がったりしています。

 
さて、今日はパーイ記事の締めとして

パーイでとまった宿のご紹介。

 

 

 

宿なんですが・・・・

 

 

いや、宿なんですけれども。

 

 

 

 

 

 

 

野外合宿かと。

 

 

もう夜通しで入り口も窓も全開です。

山奥なのに！

山奥なのに！！！

（虫嫌いの人、心中共感して下さい。）

 

むしろ入り口なんてドアなんてものは存在しないのでしょう。

床もコンクリートでとても室内とはいいがたく、まさに野外合宿場。

 

 

そして、はじめての

蚊帳

です。

 

 

 

 

蚊帳があるってことは虫がたくさんでるのか・・・？

と一抹の不安を覚えつつ、極度の虫嫌いの私は

 

蚊帳・トラベルシーツ（気候：めちゃくちゃ暑い）・虫除けスプレー・押すだけベープ

で

VS 虫　セーフティーゾーン。

ほぼ完璧な篭城をつくりあげる。

 

 

 

 

これで安心安心・・・。

 

と、思いきや。

 

 

 

「ぎゃあああーーーーーー！！！！！　蟻！！！！

蟻が蚊帳に！！！！！！」

 

 

なんと、お肉がまるっこーい、のそのそ歩く

蟻

のようなもの

 

が、蚊帳にはりついているではないか。

 

 

き、きもい！！！！

極度の虫嫌いの私は大パニック！！！

虫なんて殺せない。処理できない。触れない！！！！

 

セーフティーゾーンの中に蟻がおってはもはや本末転倒。

無意味である。

 

 

半泣きになりながらも

誰かが助けてくれるわけではないので

ティッシュを何枚もかさね、なんとか一匹。

 

それはもう、

それはもう

 

嫌なのを必死に必死に葛藤しながら

 

処理。

 

 

やりました！お父さん！お母さん！応援してくれたファンの皆！

私は蟻をついに一匹処理したのです！

 

もう二度と蟻なんてみたくな・・・・

 

 

 

ぎゃあああああああああ！！！！！！！！！

 

 

 

寝転がったら蚊帳にまた

蟻

のようなもの

が。

目の前に・・・！

 

しかも

飛ぶ

 

ときた。

 

私を心臓発作で殺すか。

 

 

 

これ以上書くと文章が延々と長くなるので纏め気味でいきますが、

 

私のベッドとみきちゃんのベッドの蚊帳だけに何匹も何匹も蟻のようなものがお住みになられていて。

蚊帳の中にも何匹かいらっしゃって。

なんなら普通にやぶれているところや隙間から蚊帳の中に入ってきていらっしゃって。

 

それはもう私はいちいち四六時中発狂するものだから

一緒に旅していた４人から

 

「もう、このままやとせっかくのパーイの思いでも嫌なものになるやろし、前さんだけ別の宿を明日探した方がいいんじゃない？」

 

と冗談ではなく真剣に持ちかけられます。

 

 

ここまで言わせる、ということが

如何に私が大袈裟にいっているのではなく、ほんとにほんとに嫌いで周りがうんざりするくらい騒ぎ続けたのか

おわかりいただけるだろう。

 

 

嫌い、怖い、大嫌い！

それはもうストッパーなんてきかないのです。

 

 

でも、このままじゃ私だけ別行動です。別宿です。

せっかく５人で旅しにきたのに。

でも皆を私は虫の話しかできない状態になってるのでうんざりしてる！

確かに宿を変えるのが正解か？

 

 

でも私はここから世界一周するし、アフリカにもいきたい。なんなら西アフリカもいきたいし縦断もしたいのだ。

ここで別の宿にいくという選択をしたら、アフリカでも世界一周でも

きっともうやっていけない。

 

 

 

でも、でも、が長時間、堂々巡り。

 

 

結果、

 

 

残って虫と戦うことを決意。

 

 

 

 

この選択が私を強くしました。

 

 

 

頑張ると覚悟決めたからには

我慢我慢我慢我慢！

 

でも、嫌いなものがすぐいけるようになるほど、人間の脳みそは単純にはできていないので

自分で自分を必死に騙します。

 

いける！いける！いける！！！

大丈夫！大丈夫！大丈夫！！！

 

 

せっかくの友人との旅の空気を壊してはいけない。

それだけをモチベーションに自分で自分に言い聞かせます。
蟻がでても、淡々と処理です。

 

もう、いちいち騒ぎません。

特に嫌いな部類に入る虫である「蛾」も不運にも蚊帳に入っていて、それも自分で追い出して。

シャワー浴びているとき蛾がとびこんできても、そんなに騒ぎません。

いけるいけるいける！と言い聞かせる。

 

ケースに入れていた（持ってくるの忘れたのでペットボトルの蓋四つで代用していた）コンタクトが朝おきたら中も外も蟻だらけになっていたけれど、騒ぎません。

 

 

そう

 

強くなった。

と、言い聞かせることで

強くなったのです。

 

 

これがきっかけで、今ではハエがとびまくってようが、ご飯にとまろうが大丈夫になったし（うざいはうざいけど）、多少の虫、ハエ、蟻なら気にしません。（大きいのやきもいのはまだ無理。）

ゴキブリが外なら目の前横断しようが大丈夫。

 

 

もちろん嫌です！嫌に決まってる！

 

でも我慢できるようになりました。

 

後日、別の国でまたしても

メインバッグの中が蟻５０匹ほどの襲撃にあう

という事件が発生したのですが、これも人並みの反応までで、心を無にして一人で対処しました。

（最後はプチっときて、薬と説明書、蟻もろとも全て水に沈めてやりましたが）

 

 

 強制治療法

です。

 

パーイはもはやわたしにとって

冗談ではなくガチの野外合宿となりました。

 

 

ニガテなものがあるひと。

 

 

やらないと進めない、成り立たない

そんな状態までおいこむと

人はどうやらなんとかするようです。

 

 

大丈夫です！！ よ！

 

 

 

 

 

乗り越えたら　考え方をかえたら

いい宿になりました！

ありがとうパーイ。

 

もしかしたら私、

世界一周最大の壁

を、乗り越えられるかもしれない。

 

 

 

そして本題の宿紹介は虫で流れてしまったので（笑）

今回は二部構成。

日本時間で明日の朝には後半あげますね〜

 

 

ここまで書くとなんかあかん宿みたいになってしまいますが、虫さえクリアしたらわりと居心地のいい宿。

そしてパーイはここに虫が特別いるわけではなく、他の宿もそれなりに虫はいるかもしれません。

ここからはおそらくあかんイメージになってしまっているであろうこのホステルを、自分で下げときながら自分で上げにかかります。

 

いい宿なんですよ！多分！

 

 

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