ついに、やって来ました。

パタゴニア地方。

 

 

 

・・・・というテンションではなく。

ブラジルと同じく。

 

「なんか自然が凄いらしく、友人達が皆揃ってパタゴニア地方絶賛するから、私も行ってみよう。」

くらいの気持ちで入りました。パタゴニア。

 

 

 

が。

２週間のパタゴニア地方を終えた時、

 

 

 

うわあああああああああ。

パタゴニア、大好き！！！！！！！！

 

 

 

結果的に、私もその「パタゴニア大好き」の1人となっていたのです。笑

 

 

でも、アイスランドの時にも思ったことなんですが、

 

皆、それぞれ一人一人が、

違ったコンディションで違った景色を見て、

違った人達に出逢って、

違ったパタゴニア旅をして、

それが「良かった！」という一言に凝縮されてるんやな！って。

 

同じ「良かった！」という言葉ですが、その中身は十人十色なんです。

 

 

 

では、私の「良かった！」となった、パタゴニア旅。

今日より全９〜１０記事程でお送りしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

パタゴニア地方、上陸。

 

ええ。パタゴニアにビーサンで乗り込んだアホは私です。

 

 

 

★　ブエノスアイレス→エルカラファテ　★

 

エルカラファテは「ペリトモレノ氷河」がある町。

ブエノスアイレスから飛行機で飛んで来ました。

バスだと40時間移動らしいのと、バスでも値段は結構するらしいので、飛行機で飛ぶ人も多いです。

飛行機は3時間程で、約32000円。

 

地味に南米大陸内で飛行機で飛ぶのは初。

いつもの癖で予定直前まで確定せず、２日前に購入。（早よ買えよ。）

もうちょっと値段抑えたかったなぁ！こんなもんなんかな？いや高いよな。

 

ほんで、空港からエルカラファテ市内までのミニバスが

べらぼーーーに高かった。

しまった、メモるの忘れてた。

でも去年に比べてべらぼーーーに高かったのは覚えてます。

 

★　市内地図や、宿情報、パタゴニア地方のまわりかた等は後日まとめ記事に。

 

 

 

 

見てみて。

ほぼ、南極大陸やん。

 

 

うおおおお。すげえええええ。

こうやってみると目と鼻の先ですね！南極！（拡大縮小マジック）

 

南極に行かれへんのやったら、ここもウィシュアイアも個人的に大差ないので、ウィシュアイアはカット。

（予定では日程かなり余りそうだったので、実は結構迷った。）

 

 

 

南極に近いからか

 

 

 

 

夜９時でこの明るさ！！！！

 

 

地球の広さを感じます。こういう時。

中国ウイグル地区”ウルムチ”でも驚いたことを思い出します。（★）

あそこは、中国が広すぎて全然場所が違うのに「北京」が標準時間になっているというのが理由なのですが。

 

（ここまで指についてツッコまなかったアナタ、心の広さに、私、感服。）

 

 

 

エルカラファテは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ雰囲気いいです。

 

まさに「平和」。平和な雰囲気が全面に出ている町。

ここほんとに南米？

10年程前、カナダのど田舎町にホームステイしていたことがあったのですが、そこを思い出しました。

寒い地域・自然豊かな田舎町、となると雰囲気も似ているのかな。

 

 

 

早速宿に到着し一休憩したら、予約しに行きました。

ペリトモレノ氷河　トレッキングツアー！！

 

 

 

★　ツアー会社　★

Hielo y  Aventura

（maps.me検索で出てきます。）

ウイスキーが飲めるツアーはここだけだとか。

 

 

氷河の上を歩けるというトレッキングツアーは２種類。

 

ミニトレッキングツアー

ビッグアイスツアー（ロング）

 

お値段の方が

ミニトレッキング：2400ペソ（17187円）

ビッグアイス：4000ペソ（28646円）

（※別途、入場料：500ペソ（3581円））

 

 

おいおい・・・・・・。

高すぎやろ・・・・。

 

３万て。３万て！

 

 

去年から爆上がりしているらしいアルゼンチン。

今、めちゃくちゃ金がかかると専らの噂のパタゴニア。

 

更に、今年（2017年）2月末をもって、このツアー、１万円値上がりしたらしい。

たった２週間前やないか・・・！！！！うそやん。

 

 

 

ツアーデスクで、完全にひるんだ私。

でも私は決めていた。

 

 

ビッグアイスツアーにしようと。

 

 

 

今まで、運動という運動を避けてきた自分。

だって、体育はどの種目も必ず学年最下位。しかも12年間。

所謂「運動神経悪い芸人」と全く同じ状態の私。

 

 

だからこそ、思った。

パタゴニア旅は「挑戦の旅」にしようと。

苦手だ、出来ない、と思っていることにチャレンジしようと。

 

だって、明らかに思ってますもん、今。

「私には、絶対ムリ。」「苦手分野」「出来ない」

って。

 

 

旅中、色々出来るようになった。

 

野菜も食べられるようになったし、ロッククライミングもやった。

寝袋１つで野宿だってしたし、マッチもつけられるようになった。

ヒッチハイクもしたし、計30kg近い荷物を持って階段80段も上った。

洗濯の手洗いだって出来るようになったし、箸の持ち方だって・・・・・えっと、修正中だ。

路上販売もした。スペイン語も勉強した。管理人もさせてもらった。

 

 

これは、トレッキングもキャンプもやるしかないやろ。

 

ちなみに、どちらも初めてである。

 

 

パタゴニアの後は知らん。

せやけど、パタゴニアはなるべくハードな方を選ぼう。

 

そう自分の中で決めたのだ。

 

 

ツアーデスクのお姉さんに訊ねる。

 

 

「あの、ビッグアイストレッキングって誰でもできますか？

トレッキング初めてなんですけれど。」

「うん、大丈夫じゃない？」

「ほんまに、運動とか苦手で。」

「普段、運動とか何かしてる？」

「いえ、全く。」

「うん、やめた方がいいんじゃない？」

 

 

 

やめよかな。

 

 

 

弱っ！！！！　意志、弱っ！！！！

そこ、頑張って！！ヘタレ私コノヤロー！！！

 

でもさ、ほら、３万もするしさ。

お姉さんやめたほうがいいっていうしさ。

ねえ？

 

いやいやいや。そこ頑張ろうよ！！！

行くって決めてたやんぼけ。

何あっさり揺らいどんねんこのヘタレチンk（規制）。

 

 

 

心の中で私と私が大揉めしている。

 

 

 

 

結果・・・・・

 

 

 

 

 

 

行きます。

ビッグアイスツアー、行きます。

 

 

 

 

いくぞーーーー！

３万払ったぞーーー！

やるしかない！やるぞーーーー！

 

 

 

 

1人で毎晩恒例のアルゼンチンステーキを喰らい（まだ食うか）

 

 

 

翌朝。

ペリトモレノ氷河へ。

 

 

 

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