5.26 世界一周 45日目
5カ国目:中国 / 成都→馬爾康(東チベット)
リアルタイム:キルギス / ビシュケク
お金:1元 = 16円
挨拶:ありがとう / 謝謝(シエシエ)
こんにちは / 你好(ニーハオ)
さて!東チベット旅、スタートです!
旅のパートナーは
りさちゃん(ブログ:「そうだ!世界一周してみよう。」)
事前準備ばっちりなしっかりもののりさちゃん、いや、りさ様と
どたばたでその場で全てなんとかしようとするだらしない私の
凸凹コンビ旅がスタートです。
【東チベット旅 1日目】
成都 → 馬爾康(マルカン)(2500m地点)
さて、朝から成都でバスに乗り、
東チベット一つ目の街、馬爾康へ移動です。
今日はそこで一泊し、高度順応させます!
バスに揺られること1時間。
早速、事件は起こった。
と・・・・
トイレに行きたい・・・・・。
心当たりはついていた。
高山病薬の副作用だ。
だって前日まで、りさちゃんから散々言われてたもの。
利尿作用あるよ! もし副作用でたら、やばいよ!
中国の長距離バス、なかなかトイレ休憩ないやつあるよ!
漢方の方の高山病薬もらったよ!そっちにする?
うん、めっちゃ言ってくれてました。
でも私は思ったのだ。
「元をとらなあかん」 と。
ああこんなところで出てきてしまった関西人。
タイでせっかくお金だして買った高山病薬。
使わな勿体ない。それしか頭になかった。
普段人よりトイレが遠い私。
まあ、大丈夫やろと。
そしてこのザマである。
トイレに行きたくなったのは
出発してから1時間程。
今日は6時間程の移動。
絶望である。
あのね、皆さん。
東チベット旅、大きいことから小さいことまで
そりゃもう色々ありましたが、
「しんどかったこと・大変だったこと」ランキング
ぶっちぎり1位
でございます。
私ね。東チベット旅しておもった。
1に、排泄
2に、暖
3、4とばして5に恥じらいだと。
やれ恥ずかしさや、やれ疲れたお腹空いたなんて
もう2の次3の次だと。
排泄ですよ。排泄。
何よりも大事です。
もう恥ずかしさなんてしょうもないもん捨ててまえと。
なんで東チベット旅行記早々に尿の話してるんですかね、私。
トイレに行きたくなってから我慢して1時間。
薬の副作用の利尿作用でいきたくなってるので
そりゃもう主張が激しいもんで。
チベットっぽいどんどん大自然やいい風景がはじまってるんです。
でもね。もう綺麗な景色をみても
景色一面に、見えるはずのない「トイレ」って文字がたくさん浮かび上がってるんですよ。
景色とかそれどころじゃねーよ
私をおろしてえええええええ!!!って。
1時間をこえるとね。
もう
どこで野しょ◯するかしか考えてませんでした。
ずっと高速道路のはしっこの溝を無表情で眺める日本人乙女ここに一人。
いっそ過ぎ去る車と出逢うことなんて二度とないんだから無理矢理おろしてもらって高速道路のはしっこでするかとか、
もうひたすら今出来るベスト野しょ◯スポットと方法しか頭になかったです。
待てどくらせど時間は進まず。
5分が5時間に感じる。
もう限界で真っ青になり、
思わず隣の中国人に話しかける。
何をしてほしいというわけではなく
もう助けてくれ。
と、藁にもすがる思いで。
そしたらその中国人
なんと英語が喋れるではないか。
幸運にもピンチの時にレアキャラに偶然出くわす・・!!!
すぐにドライバーさんにトイレ休憩までどれくらいかきいてくれた。
結局あと1時間後とのこと・・・!
絶 望 。
でも、それからその中国人の人が
ずっと話相手になってくれたり、色々教えてくれたりして
割と時間がはやく進んでいく気がしました。
気がまぎれました。
そして、
死ぬような思いをしながら1時間。
ついに・・・・
ついに・・・・・
済。
ああ、この喜びをなんと形容しようか。
歓喜のあまりバス中の皆さんと握手を交わしにいきそうな勢いです。
これが噂のニーハオトイレ。
通り過ぎる人達に丸見えってやつですね。
ニーハオトイレが嫌だ?
とんでもない。
大歓迎だ。
状況も状況だったので、初のニーハオトイレは
もはや聖地。ユートピア。
「ありがとう。ありがとう你好トイレ。」
と、心底感謝しながらデビューを果たしました。
余裕がなさすぎて全く気づきませんでしたが、
あら、
いつのまにやらチベットらしい建物が。
景色も、、、、
なんと素晴らしいのだろうか。
デジカメとバスの中からで、これ。
トイレの窮地で話しかけた中国人の男性は
ずっと話してくれて、教えてくれて、
なんと宿探し、交渉までずっと付き合ってくれた。
彼、ここで仕事があるのに。しんどいのに。
バスの間6時間もずっと気にかけてくれた。
彼は話していると、所得が高くいい仕事についている
いわゆる「富裕層」って部類の人達だったと思う。
「富裕層」に対するイメージがふっとんだ。
一人の人間で判断をするべきではないとかなんとか、かたいことは抜きにして。
こういう人達もいるんやっと目が覚めたような思いをした。
ほんとに今でも親切にしてくれたこと、感謝しています。
ありがとう!
さて。馬爾康についた我々ですが、
東チベットの街に着いて二人とも最初に抱いた印象は同じだった。
空、青・・・・!!!!
ずっと、ずっと二人で「青い!すごい!綺麗!」と言っていた。
あれは勘違いでも気のせいでもない。
間違いなく、馬爾康の空はびっくりするほど青かった!
上の写真、加工してなくて、あの色です。
チベットのお坊さんもちょこちょこ見かけはじめる。
ちょっと、町並みもチベットっぽくなった気がする。
ご飯を注文。
うん、、、、めええええええええ!!!!!!!!
なに!この美味しさ! 中華、美味!!!!美味しい!やばい!
なんでなん!もーうますぎやろ!!!!!
ご飯がすすむ君ですわ。2〜3杯はいった。
中でも一番美味しかったのがこちら!
番茄蛋炒
これが一番美味しかった!
番茄がトマト。蛋が卵です。
もーあほうまいんで、中国に行かれた際は、是非。
四川料理にあたるかと。
ご飯を食べた後は、少し街歩き。
いっぱいこの作業している人おって。
冬虫夏草って漢方らしい。
何もない街、馬爾康ってきいていたけれど
全然楽しくって、日がくれるまで歩いていました。
宿にかえって、シャワーを浴びようとすると
本日二件目の事件。
さすが東チベット先輩。
ぱねえっす。
高度が高いため、なかなかの寒さの東チベット。
なんなら電気毛布を使って寝るほど。
シャワーの真下が便器なのはチベットスタイルなのですが、
そんなことはどうでもよく。
なんと、こちら。
水シャワー
ですね。
死んじゃうね。
「おばちゃん!寒い!お湯でない!」
と、ジェスチャーで伝えると、何やら説明をしてくれ(←理解は皆無)、タンクをいじってくれるおばちゃん。
そうすると
お湯がでた!
熱湯が。
いや、ちゃうねん、おばちゃん!
お湯は出してとはいったけど、熱湯ちゃうねん!
0か100しかないのか、おばちゃん!!
結局、熱湯から温度が徐々にさがっていき
お、入れるぞ!って温度になったと思ったら
途端、水シャワーに逆戻り。
水回りのよくない噂はきいていたが、
東チベットの洗礼をさっそく受ける我々。
あ、こんな書き方をしていますが
「なんでやねんー!」なんていいながらも、実際現場は爆笑していたので、ご安心を!
なんたって私のトラブル耐性数値は半端ないので。
ちょっとやそっとのことじゃ。へのかっぱです。
結局、りさちゃんの素晴らしいサバイバル案により
電子ケトルで熱湯をつくり、水と混ぜて
即席お湯シャワー。
これをバケツリレーで作っていきます。
シャワーってどうやってやるんだよって、
つまり
こういうことです。
素敵な景色と刺激的なスパイス要素ありの
東チベット旅のスタート!
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