当ブログで一番人気のあるシリーズ
「アメリカキャンピングカー横断編」(こっから)
横断メンバーの一人、我らが妹「はっしー」
ついに、
ついに、
ついに、
【祝】世界一周へ旅立ちました!
5年前、私が24歳、はっしーが23歳の時に出会った、世界一周関係で言うと2人目のお友達になる ”長いお付き合い” な、はっしー。
私と同じようなタイミングで世界一周へ飛び立つ予定でしたが、お互いに色々紆余曲折あり(私自身も1年延びてる)、ようやく今月、世界一周へ旅立ちました。
彼女が5年越しに、あるいはもっともっと長年越しに夢を叶え、旅を今進められていて、凄く嬉しくワクワクした気持ちになっております。
大きなトラブルに見舞われることなく、無事に安全に楽しく旅が続けられますように!
同じく彼女の長年の夢であった「世界一周旅ブログ」を書き進めながら旅をするようです。
通勤通学のお供、家事の合間のひと休憩、寝る前のゆっくりタイムに是非。
2017.5.8(月)
キューバ 7日目 - トリニダ → カマグウェイ
この町に着いてまず最初にしなければ行けないことは、本日の宿探し。
キューバの宿は全て民泊という決まりがあり、ネット環境も無い為予約も出来ないので、
1 事前にネット、旅人、日本人宿での情報ノートなどで得た情報から目星をつけて突撃。
2 現地に着いてから宿を探し、突撃。
3(例えばハバナの「ホアキナさん家」からの場合は)宿のホストに次の行き先の希望の宿に連絡してもらい、そこまでのtaxiも手配してもらう。
と、まるでひと昔前の宿探しスタイルとなる。
情報ノートは見ていたが、カマグウェイに行く人は少なく情報も殆どないまま訪れた為、
街まで運んでくれた自転車タクシーのお兄さんの
「今夜の宿は決まっているのか。何軒か知っているからそこへ行こうか。」
という提案に乗ることにした。
1軒目はクローズしていたので2軒目。
宿のホストであろうおばちゃんが出てくる。
チャリのお兄さんが宿をノックし、説明してくれているようだ。
おばちゃんはニコリともせず、言い捨てるようにいう。
「25cuc」
25cuc=25USドル!
トリニダの宿はとても良い人達で部屋も悪くない条件で10cucは、確かにラッキーだったと思う。
でもこの宿、25ドルは流石に高すぎる!!!
「25は高い」
「じゃあ20」
いとも簡単にあっさりと5cuc下がった。
もともとこれを見越していたのだろう。
「20も高いんだけど・・・。」
「何泊?」
「2泊」
「じゃあ15でいいよ。」
と、15まで下げてもらえたのは良かったが、ちょっと「してやられた感」はあった。
素直に「やったーありがとう!」と思えなかったのは、おばちゃんがとにかく愛想がなく不機嫌な様子だったこともある。
宿も決まったところで、自転車taxiのお兄さんに3cucを支払おうとするが、5cuc札しかないのでそれを渡し、お釣りの2cucを貰おうとすると、
スペイン語で何やらわーっとまくし立てるように言ってきた。
おいおい今度はこっちもかよ・・・・!
私が簡単なスペイン語でのやりとりは出来るのは既にここまでの道のりでの会話でお兄さんも知っていた。
だがその話し方は明らかに先程とは違い、とても「わかるように伝えよう」と言う意志が感じられない話し方だった。
「仲介料で2cucだ。」と言っているのか、
「2cucのお釣りはない。」なのか、
「最初から5cucだっただろ?」だったのか、
知ったこっちゃなかったが、
とにかくお釣りは返す気は無いらしい。
こうなるとそもそも宿の人ともグルで案内料も貰ってるのでは、、、なんて考えなくて良かったところまで疑わざるを得ない。
もちろんこの2cucが数百円ごときやからもういいやなんて思ってもいないし、
「異国人の旅人からあわよくば」と思っている現地人は世界中山程いて、泣き寝入りしたらキリがないのが旅中の交渉だったし、
いつもなら勿論ここから言い合いのスタートなんだが、
もうバスからの流れ(前回記事参照:★)があり身体も疲れきっていて、宿の人とのダブルパンチで心がポッキリ折れてしまった。
チェックイン後も宿の人はニコリともせずとても事務的で、予想を裏切らずコーラは一本3cuc、水も3cucと高値(トリニダの宿ではコーラ1cuc)。
「朝ごはんは別料金だが食べるのか。」という質問に対し、「じゃあ遠慮しときます。」と伝えると、あらかさまな態度をとって、返事さえなかった。
私は何の為にこの町まで来たんだろう?
何の為に民泊をしてるんだろう?
「商売、仕事だから。」と言ってしまえばそれまでだが、きっと自転車タクシーの人も宿の人も私を「お金」としてしか見ていないことが全面に出ていて、それが私はとてもショックで残念で、悲しい気持ちになった。
この国で、優しくて友好的な宿の人達、感謝しきれない親切をくれた人達との出逢いで心を温められたことも何度もあったからこそ、その差を何も感じずにはいられなかったのだ。
私はついて早々トリニダやハバナに戻りたい気持ちでいっぱいになっていた。
宿はダブルベッドに、低反発のふわふわベッドの個室!
綺麗だし、バスルームもある。15cucで申し分ないし、むしろ万々歳!
他の国ならもしかしたら両手を上げて喜び駆け回っていたかもしれない。
でも、どうしても手放しに喜べなかったのは、
私がキューバの宿に期待していたのは「そこ」じゃなかったからなのだろう。
向こうも「知らねーよ。いい部屋だろがよ。」って話なのかもしれないし、私が勝手に期待をして落ち込んでいるという見方も出来る。
「ここは快適に過ごす為の場所だ!」と、私は切り替えることにした。
調子も悪く流れも悪かったので、3時間ほど、夜まで一旦寝ることにした。
「旅を続けようかなあ、終えようかなあ。」
なんてぼんやり先月(4月)のペルーあたりから考え始めていて、とても楽しい思い出ができたり感動する景色が見られた時にもふと浮かぶし、旅が日常化、惰性化していると感じる時にもあったし、疲れる出来事があった時にも考えた。
この時も一度、頭にこの迷いが、ふと浮かんだ。
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次は来週の同じ時間に更新です!
はっしーのブログも宜しくねん^^