2017.7.4 世界一周 450日目
5カ国目(再 / 37ヵ国後): 東チベット / 炉霍(ルーホウ)→ ラルンガルゴンパ(色逹 / 五明怫学院)
リアルタイム: 韓国 / ソウル → 日本
ありがとう / 謝謝(シエシエ) こんにちは / 你好(ニーハオ)
<チベット>ありがとう / ガーゼンチー こんにちは / タシデレ
1元:約16円
ついにラルンガルゴンパに入れた。
5分5分で行けへんことも十分に想定していたのでまだ実感が湧かないままだが、中心地まで歩いて、いや登っていきます。
中心地まで、高度差200mの2.5km
しかも高度4000m!
ああ、ほんま鬼コース・・・・!涙
私服警官に捕まった人もいるという話も聞いているので、念のため道路やなくて外側から歩く。
「着いたはいいが束の間で捕まって強制退去。」
だと、まさしく去年の二の舞だ。
ひたすら階段と坂道を登り続ける。
2kmってこんなに果てしない距離やったっけ・・・?
東チベットに既に2週間入り浸っているので高度順応はできている為高山病の心配はほぼないし体調も随分マシやけど、やはり息切れだけは半端ない!!!
まるで全力疾走や何キロもマラソンした後みたい。
少し歩いては(ほんまに少し)休み、少し歩いては休み
ゆっくりゆっくり進んでいく。
もう酸欠貧血!!!!!
建物が増えてきた。
お寺のようですが、中は開いていませんでした。
雨が降っている中で歩いていたので、写真には雫がついていたり暗かったり。
すみません。
色んなところが目下工事中でした。
噂通り、観光地化するんでしょうか。
新しいホテルのような建物がたくさん建てられていました。
しかし、もう少し登っていくと
1年間、もう一度見たかった景色がそこに。
ああ、ほんまにもう一回来れたんやなぁ・・・・!
今度は見れる時に見ておく。撮れるうちに取っておく。
去年のように後悔せんよう、「今この瞬間」が続くと思わず、大切に。
工事は街中にも入っていました。
縦にがさっと何本も。どうやら上まで通ずる階段を作るようです。
生活や参拝は便利になる。
でも宿坊は何十件も、もしかしたら何百件も壊されている。それは事実。
これが誰にとってええんか悪いかは意見できません。
所詮私は部外者。彼らの心情を予想して代弁するなんて出過ぎた真似です。
しかしどうしても、偽善でも綺麗事でも、
多少なりとも見てしまった以上、関わってしまった以上、
東チベットの人たちの幸せを願わずにはいられないのです。
中心地までやってきました。
この時にはもう大雨。
日帰りの予定だったので、マウンテンパーカーは来ているけれど高度高いのわかっていたので荷物は最小限。傘は持って来ていません。
土砂降りです。防水のマウンテンパーカーまでしみて来た。
下のデニムはもうベトベトです。
これはもう外にいてられない。
寒い。寒すぎる。
しかも時間はもう3時半。
なんぼなんでもあと数時間で出な、間も無く帰らな乗り合いバンがなくなる。
来たばっかやのになぁ。
あわよくば、あわよくば・・・! とダメ元で
雨宿りに駆け込んだ建物前に出て来た、食堂のおばちゃんらしき女性に声をかける。
「あの、どこか泊まれる宿を知りませんか。私、日本人なんですけれど。」
「あまり外国人というのは言わないほうがいい。公安にバラされるかも。」
という情報も聞いていたのですが、さすがに関係のない地元の人が密告する気はしなかったので、素性を明かす。
すると、おばちゃん。
「宿ね!あそことこっちと・・・・。
こっちの方は外国人もいけるわよ。」
え、まじで?
「傘持ってないのね!寒いでしょう。入れてあげるわ。
一緒に宿まで行きましょう。」
お、おばちゃん・・・・・・・! 涙
ほんまに泊まれちゃったよ。ラルンガルゴンパ。
「今の状態ではまずラルンガルゴンパ宿泊できん。」
というのが噂だったのだが、運よく、というかこれは完全におばちゃんとの縁とおばちゃんの優しさで、外国人が泊まることのできる宿、発見!!!
うわああああああありがとうおばちゃん!!!!!!
レセプションで「私外国人やけど、ほんまに大丈夫?」と何度も確認したのですが、普通にいけました。
(※ 絶対的に&永久的にとは限りません。2017.7月時点です。)
宿はね、中心地のピンクのところです。
宿の名前に女って入ってるけれど女性のみかどうかは確認していません。
あと一応、ここで宿の名前を打つのはやめておきますね。
中国から変に検索引っかかったら宿に迷惑かかるかもしれんから。
大丈夫やと思うけれど。一応!
位置関係としては、オレンジがラルンガルゴンパのメインの建物です。
ドミトリー4人部屋、一泊80元。
めっちゃ清潔やし、布団ふわふわ。電気毛布もあるしベッド周りにコンセントも棚もある。wifiも速くて、非常に過ごしやすい。
レセプションは英語も通じます。なんと奇跡的に日本語ぺらぺらの尼さんもバイトしていました。
泊まりはできますが、バックパッカー!みたいな大荷物は避けたほうが賢いかも。
中国人観光客はたくさん街中にいるので紛れることはできますが、短期旅行者ばかりで小綺麗な格好している人が多かった。コートやブーツなど。
(一方、全身同じ色のジャージみたいな人もいましたが。)
情報では「カメラはぶら下げてたら危ない。私服警官に見つかるかも!」
と聞いていたが多くの中国人観光客がええカメラぶらさげて歩いているので、どちらかというと格好や荷物の方が気にしたほうがいいかもしれません。
挙動不審にならず、「私中国人短期旅行者ですよ。」て堂々と歩いていた方がいいと思います。
一応私かカメラその都度しまっていましたが、これは杞憂だった気がする。
そして迷わずルーホウの宿代一泊分捨てました。
数時間で帰らなあかんかったところを、一泊。迷う予定なし!
まず雨でベトベトでもう凍えていたので、ベッド周りに干して、電気毛布で暖をとりつつ仮眠。
歯ブラシも洗顔もコンタクトの洗浄液も持って来ていないが、こんなラッキーなことはないのでコンタクトもつけっぱなしで一夜過ごそう。
そして仮眠をとっているうちにがっつり寝てしまい、
夜9時。
勿体な!!!!
後から調べたら、多くのお坊さんが一箇所広場に集まって修行する光景や、ラルンガルの建物内でお坊さんの講義(一般参加可能)があったり、夕方〜夜に見所が目白押しだったようで、これは完全にやらかしました。
日帰りだと時間的に無理だと思うので、宿泊される方、夕方〜夜にかけて是非とも。
9時過ぎているので、開いているレストラン(ラルンガルゴンパのメインの建物の近く)で夜ご飯。
その後は夜のラルンガルの街をぶらぶら。
丘の上まで登りました。
夜10〜11時頃でも歩いている人はちらほら。
巨大マニ車もありました。
一人のお坊さんが回してはりました。
丘の上にある、たくさんのマニ車が取り囲む建物には夜遅くでも観光客がたくさんいました。地元の人も同じく。
本当は夜景を見に上まで上がって来たんですが、あまりにもの真っ暗な道に、断念。
この写真より全然真っ暗でした。
何が怖いって、野犬に吠えられたり囲まれたりしたという記事を見たから。
ちょっと一人で誰もおらん真っ暗の道はさすがに怖かったなぁ・・・!
街中の色んなところが工事中なのでどうしても柵や旗が入ってしまいますが、上からの景色。
西側だけではなく東側からも見てみようと再び登って見ましたが、道がわからず、途中で引き返しました。
メインの建物前も寄ってみました。
すごく綺麗!
風で鳴る、建物の上の鐘の音たちがすごく耳心地が良かった。
せっかく運よく宿泊できて夜も撮影できたので、
似ているような写真がありますが、今回は遠慮なく多めに載せます。
【ラルンガルゴンパ 地図】
青色:タクシー下車したところ。公安います。駐車場から徒歩でIN
緑:帰りの乗り合いバン乗り場。青色でも捕まえられます。
ピンク:泊まった宿
オレンジ:メインの建物(外国人は中に入らないようにと掲示があります。私も中には入りませんでした。)
赤色:上からの景色が一望できるところ。西側。
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ありがとうございます!
わー!すごい入れて良かったねー!おめでとう!!
そうなんですーーーー!!!!!
ありがとうございます!!!
お久しぶりです!
一緒に麻婆豆腐食べにいったあいです。
成都では色々教えてくれてありがとう!
ラルンガル入れたんやー!
ゆうこさん行けたかどうかめっちゃ気になってたけど安心した!
夜のラルンガルもめっちゃ綺麗!
日本でも海外でも、いつかまた一緒に麻婆豆腐食べながら話聞かせてほしい!笑
おー!あいちゃん!こんにちは!
instaでラルンガルでタグ見たら偶然あいちゃんのアカウント出てきて、実は私は前から知っていました。笑
お互い行けてよかったね!ほんまにおめでとう!そして東チベットお疲れ。笑
おお!それいいね!
いつか食べよう!今はもう麻婆豆腐ええけど・・・!笑
中華食べて話したいねー