【炉霍】ダニ地獄、メンタルに会心の一撃。

 

 

2017.7.3 世界一周  449日目

5カ国目(再 / 37ヵ国後): 東チベット /   甘孜 → 炉霍(ルーホウ)

リアルタイム: 韓国 / ソウル

ありがとう / 謝謝(シエシエ) こんにちは / 你好(ニーハオ)

<チベット>ありがとう / ガーゼンチー こんにちは / タシデレ

1元:約16円

 

 

 

 

今日は行きます、炉霍(ルーホウ)

 

 

いよいよラルンガルゴンパにどうやら行けるかもしれない、拠点の町へ。

大事をとって2泊療養したおかげで、すっかり回復!

2日で風邪治せるようになったとは、旅のおかげか野菜食べるようになったおかげか。

 

 

東チベットはすごく好きなエリア。

でももう2週間。そろそろ疲れてきたぞ。

早く抜けて、戻ろう。という気持ちが生まれ始めた。

 

大好きな反面、少し体力と気力、エネルギーが必要です。

 

 

 

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ガンゼは結構スーパー的なものがあります。

ちなみに、中国語でスーパーは「超市」。そのままです。

 

東チベットには色々持ち込まねば!と思っていましたが、意外と全然物あるので、そないに準備いらんかったかも。

高いって聞いてたけれど、そない変わらんのちゃうかなぁ。

ただ、お菓子の種類は全然ちゃうので成都のカルフールとかで買ったほうが潤沢に自分好みを買うことができます。

 

 

 

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こういったバラ売りの量り売りお菓子もあります。

 

 

 

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買ってみました。

 

 

 

そのあとは、乗り合いバン乗り場に。

ルーホウまで50元でした。

 

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まさかのトラック。

 

乗り合いバン乗り場で交渉し、乗り合いバン乗り場に入らずどこへ行くのかと思ったらまさかのトラック。

 

 

 

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でも快適そうです。

 

 

 

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助手席に乗っていたのですが、雨漏りが激しく濡れまくったので、後ろの人がいなくなってから後ろへ。

貸切状態で横になって数時間安眠移動でした。

 

 

 

ルーホウの街につき、下車しようとした時、

 

 

「明日はどこへ行くんだ?」

 

 

「ラルンガルゴンパ(色逹 / 五明怫学院)。」

「俺が連れてってやるよ。」

 

 

 

マジで?

 

 

 

「何元?」

「40元。」

 

 

 

マジで?

 

 

 

ルーホウから行くには、ラルンガルゴンパに連れってってくれる運転手を知っている宿スタッフがいる宿をうまいこと見つける方法しか、今はいっている情報では知らず。(宿名もわからず)

さらに、タクシーやバイクのチャーターは500元だったとか800元だったとか。

 

それが、

 

「40元で俺が連れていってやる!」

 

 

 

 

マジかよ。

 

 

 

ってなりますわ。

 

 

「え、え、え、ラルンやで?ほんまにわかってる?

日本人あかんねんで?外国人ってバレたらあかんねんで?わかってる?」

 

 

あまりの突然の出来事にびっくりするわ嬉しいわの反面、非常に不安。

どうやらその状況はわかってなさそうなきがする。

でも40元で連れていってもらえたらそれはラッキーすぎる!

 

なんとか事情と今のラルンガルゴンパの外国人規制の状況を紙とペンを使って伝える。

 

 

 

ちなみに、今「行けた!」と聞いている情報は(2017.7時点)

 

① ルーホウから、夜中〜早朝に出て、公安の検問の手前で下ろしてもろて、検問の横の丘を徒歩で超えて、検問クリアした車に再び乗ってラルンガルへ行く。

② 夜中〜早朝に行って、公安がおらんかったらラッキー。そのまま通過。

③ ルーホウから、バイクで夜中〜早朝に出て、バイクの後ろで毛布かなんかかぶって、荷物になって通過。

 

これが私の聞いた情報の全てです。

 

「タクシーは成功率50%だ。」「バイクは100%らしい。」

とも聞いていますが、これは誰かがチェックしているわけでも統計とっているわけでもないので、根拠のない話でしょう。

 

 

 

この公安の検問のくだりはどうやら運転手に伝わってなさそうなので、毛布かぶって隠してもろて行ってもらうことに。

 

もう一つの問題は、

 

 

運転手 「集合時間は8時だ。」

 

 

8時じゃあかん!やばい。それはやばい。

検問100%おるやん。暗くも薄暗くもないし。検問つくとき昼前やん!

 

これを何度も伝えるけれど、この温度が伝わらん。

普通にラルンガルゴンパに行く人を集めて、普通に行く気や。

 

「大丈夫大丈夫!」って。大丈夫ちゃうねん・・・・おっちゃん・・・!

でも、手配してくれる宿のアテも情報もないし、40元は破格やし・・・。

 

 

 

・・・・これはやってみるしかない。

 

 

 

これが縁だったと思い、賭けに出てみることにします。

明日の8時・・・!ワクワクと不安と緊張だ。

 

 

 

 

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運転手のおっちゃんに案内してもろた宿に泊まる。

30元!!これは安い。嬉しい。

 

 

部屋はすごく綺麗な感じでもないし、狭いし、薄暗いし、ちょっと刑務所のよう。

家の作りもかなり古い感じだった。

お湯シャワーも綺麗なシャワー室も期待できないので、シャワーもカットしよう。

 

 

もう状況によっては大概のことは全然気にしませんが、

一つだけどうしてもダメなものがある。

 

虫だ。

 

こいつだけはどうしても、どうしても、慣れはしなかった。

1年旅しようが関係あらへん。無理なもんは無理!!!

虫さえ出なければ、逆にこれくらいなら全然オッケーだ。

 

 

 

荷物を置いて、夜ご飯へ。

 

 

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久々に、こんな綺麗なレストランみた!

 

綺麗だ・・・・!久々や。値段も意外と普通。

てか、ビニールに入った皿とか、中国で初めて見たで・・・。

そういえば去年はよく見かけてたなぁ。九寨溝と黄竜のツアーの時やったかな。

 

 

 

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麻婆豆腐を注文。

味は美味しかってんけど、ここで大きな凡ミス!

 

麻辣(まーらー)豆腐をメニューで見かけて、こっちは辛いって聞いていたので、「これ麻婆豆腐に変更してー!」ってお願いして頼んだんやけど、

この麻婆豆腐がメニューの別ページにあって、お値段倍以上!

 

しくったー!値段なんて一緒やと思ってたわ。痛手の出費でした。

 

 

 

夕食後、宿に戻る。

 

 

 

部屋に入り、ベッドにゴロンとしようと思ったら、

なんか、もぞもぞしてる。

 

 

 

 

 

だ・・・・・・・ダニだ・・・・!!!!

 

 

 

ひいいいいいい!!!! き、きもい!!!!!

すぐにバサバサっと布団をし、床に落とす。

 

 

 

 

と、別の場所でもなんかもぞもぞしてる。

 

 

 

ダニやないか・・・・・!!!!

え、え、二匹も・・・!!!!!?????

 

え、てか、こっちにもおるやん・・・!!!

 

 

 

 

ギャーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

と、心の中で大騒ぎ!!!!

 

布団には何匹も何匹も、ダニがもぞもぞしてた。

 

 

 

 

布団をよくみると、赤い血のシミや、黒いシミや、穴がたくさん。

薄暗いし、木のベッドやし、ジメッとしてるし、壁にぴったりくっついている。

 

ダニどころか、南京虫の条件が完璧に揃っている。

見かけてはいないが、可能性は大いにありうる。

 

 

 

こ、、、、これは、、、、

無理!!!!

 

 

 

一応、他の部屋もみて変えてもらおうかとチェック。

すると、

 

どの部屋も、どのベッドも

ダニが何匹もぞもぞしていた。

 

 

 

これは無理だ・・・・!

絶対無理!!!!!!

 

 

夜遅いけれど、言うてられへん。

宿の人に、申し訳ないけれど宿に泊まれないことを理由と一緒に説明する。

部屋は使っていないからと返金をしてもらう。

 

と、

「返金はできないよ。」とオヤジさん。

 

 

いやいや、ダニだらけですやん!!!!

 

お金、返してよ!!涙

踏んだり蹴ったりすぎる・・・!

ベッドに置いていた荷物やマウンテンパーカー、ダニや南京移ってるかもしれへんのに・・・!

部屋案内された直後にご飯食べに出たやん・・・!部屋使ってないよー!

 

 

 

しばらく「返せへん。」との一点張りでしたが、

「でもダニおるやん!虫いっぱいおるやん!」と真剣に伝えていたら、返金してもらえることになりました。

よかった・・・!

 

 

 

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近くにある宿に泊まる。

一泊80元したけれど、もうどこでもいい。綺麗なホテルに。

100元以内なら予算の範囲内。

無理やり安いところと東チベットで節約しようとしたのが悪かった。

 

 

 

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部屋は、綺麗!

ツインルームで、綺麗!

今まで泊まってきた宿と大差ないが、さっきの後のこれなので、感動的。

 

 

 

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wifiも速いし、湯沸かしポットも電気毛布もあった。

(ただ、一晩中停電する夜があった。)

十分すぎます。

 

 

 

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トイレもシャワーもあったが、残念ながら断水していた。

滞在中、一度も水が出ることはなかった。

またもやシャワー無し生活だ。

 

「手はウエットティッシュ、シャワーもおしりふきシート、洗顔はメイク落とし、歯磨きは飲料水。」

 

東チベットに3週間もおったら、この件は何回も何回もあったので苦ではない。

正直ダニの後なので、結構どうでもよかった。

虫さえいなければ、おっけーだ!

 

 

しかし東チベットでの、このいろんなあれやこれを「無」で受け流していく生活はストレスをコントロールできる能力が身につく反面、気がつかぬ間に少しずつ疲れてきて、ある時急に「あ、疲れたな。」と自覚するのだ。

つい数日前まで何も思わなかったが、今は正直、ほんまもうそろそろ抜け出したい。

 

東チベットは大好きだ。

でもそういう気持ちの面って自然と湧いてくるものだから、それとこれとは別なのだ。

 

 

体調も崩したし、乗り合いバンののおっちゃんと毎度エネルギッシュに交渉したり、乗り合いバン普通に故障して1時間遅れるし、5元で言い合いなるし、ダニ出るし、お金またここで返金の説得せなあかんし、普通にシャワー浴びられへんし、停電するし断水するし、

 

全部「気にしまい!」と流してきたけれど、一気にここでどっっと疲れる。

全てはダニだ。ダニが大ダメージだった。

 

 

ラルンガルゴンパ、いけるにせよ、いけないにせよ、もうすぐ東チベットは終了だ!

 

ああ、早く成都に戻りたいなぁ。

願わくば、ラルンガル行きたいなぁ。

 

 

 

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2件のコメント

  1. ダニはアカン。南京もアカン。起きてる時は気を張らなきゃいけない分、睡眠だけは妨げられたくないよね( ; ; )よく頑張った!

    1. 絶対無理。無理ですうううう。

      ありがと。
      虫だけはもうなんとも。
      ギリシャで南京まみれになった時は気絶するかおもた。

      『あらあああああ。これ、南京虫ねえええ。』
      のたけちゃんの通常運転がなければ。

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