初、飛行機遅延トラブルです。

最後の最後に。

 

乗り継ぎできませんでした。

中国、名残惜しんでいたのにまさかの脱出ならず。

 

しかしホテルに無料で宿泊できました。

無料送迎付きの、簡易な夜ご飯と朝ごはん付きです。

これはラッキートラブル！

 

思わぬ突然の贅沢を満喫しております。

 

 

 

 

 

 

亜青、４日目。

 

雨は一向にやまず。ザーザー振りだ。

雨降ってるし、明日・・・・・

 

 

なんてことはさすがにできず。

 

いやいやいや！

出なあかん！さすがに！雨だろうが。

シャワーなし６日目。こらあかん。

洗濯してない服は何日連続だ。こらあかん。

出よう。さすがに出よう。名残惜しかろうが雨だろうが出よう。

 

 

ほんでお昼ご飯まで待ってまうと、また食べ終わって午後になって、「もう乗り合いバンないかもしれへんなぁ。」ってなって、また「もうすぐ夜ご飯の時間やん。」とかいうて、出ないパターン。

これはもうお昼前に出よう。

 

 

 

テントに残っていたぴんぴんとよんぞーにその旨を伝える。

 

ほんならぴんぴんが雨の中、カップラーメンを買ってきてくれた・・・！

「３人で食べよう！」って。(´；ω；｀)

 

 

 

私も辛ラーメンを出して、３人でカップラーメン。

辛ラーメンをよんぞーが食べてみたいらしく、あげた。

ぺろっと食べて「辛くなかったよー！」という彼女はさすが四川育ち。

 

 

 

 

やむ気配のない雨なので、スーパー袋即席レインカバー作り。

我ながら名案ではないか！！

これで傘なしやけどマウンテンパーカーあるし、なんとかなりそうだ。

 

 

 

出ようと思ったら、ぴんぴんとよんぞーが他の３人に連絡してくれたらしく、皆見送ってくれるとのこと。

しかも自分のレインコートに傘に持っていけと！

こうなると「いらんよー！ええよー！」いうても絶対に聞かない彼らなのだ。

 

ほんまに優しい。ずっと優しい。

傘だけ借りることにした。

 

やっぱり４日間の宿泊とご飯のお金は１元も払わさせてもらえなかった。

最後に駄目元で「お礼がしたいから、住所を・・・」ともう一回行ってみたがやはり却下。

 

 

「これは縁だから。」「お互いに助け合うべきだ。」

 

なんでそんなに優しいかなぁ。なんでかなぁ。ああーーーもうーーー。

さみしいなぁ。

 

 

 

 

写真と撮っていると「Yuko〜」とポーズをとるよんぞー。

相変わらず可愛いなぁ。

 

 

 

 

兄貴は相変わらず男前で、荷物を持ってくれた。

 

 

ぴんぴんは別れる時、自分の傘をそのまま私にくれた。

「大丈夫！！マウンテンパーカーきてるし！」といっても、

「いい、いい！！！ガンゼでも雨降ってるかもやろ！！持っていき！！！」

 

 

 

 

乗り合いバンかと思いきや、皆でご飯を食べるという話になったらしい。

 

いつもテント内やのに、最後やからって外食にしてくれたんやなぁ。

全然テント内のご飯好きな時間やったけれど、気持ちが嬉しい！

 

 

 

 

しかし、お腹いっぱいながらちまちば食べていたら、カップラーメンを食べてお腹いっぱいだという事実はここでバレることとなった。笑

 

 

 

雨の中、町の端っこの乗り合いバンの、本当に乗るところまで見送ってくれた。

 

さみしいなぁ、さみしい。さみしいけれど、

私は旅行者だから、次に進まなければ。

 

 

 

 

さようなら！！！！！！

本当に本当に、ありがとう！！！！！！！

皆、元気で！！！　幸多き人生を・・・！！！

 

 

忘れないよ、忘れない。

旅中の忘れられない出会いと思い出になりました。

 

 

 

【亜青（ヤチェン）地図】

 

 

ピンク：乗り合いバン乗り場

黄色：オススメのお寺（亜青２記事目あたりで紹介済み）

オレンジ：トイレ

青色：法事のあった場所（緑から青まで一帯草原です）

あとはお寺マークのところが、お寺。

 

 

 

 

チベットのお坊さん集団と一緒の乗り合いバンになりました。

 

 

 

 

故障かなんかしていてずっと道中で待機の間に、お坊さんの一人がどこぞから摘んできた植物。

「食え！身体にいいぞ！」

 

 

 

 

 

ひいい！！！　すっペーーーー！というか、微妙な味・・・！！！

 

なんとか口には入り喉をとおったので食べきりました。

お坊さんたちはその反応を見てケラケラと喜んでました。

 

 

そういえば言葉が通じない分、楽しそうにしたり、反応リアクション芸人バリにしたり、「愛想」は心がけていたかも。

逆に言葉の通じるヨーロッパや中南米では、ちょっと疎かにしていたかも。

コミュニケーション面倒臭がっていたし。

 

旅の最後に、自分でも無意識だった、意外なことに気がつく。

 

 

 

 

途中ヤクの大渋滞に遭遇。

故障やら謎のストップ時間やらで、予定より１時間遅れて到着。

 

 

出た時に「５元お釣りないから！５０元ね！！」と、私からだけ当然のように５元儲けようとしていたので思わず胸ぐらひっつかんでた。

そしたら「冗談だよー。ははは。」と５元。なんの冗談だ・・・！

 

 

日本では自分でも絶対にやらないような行動に出ることがある。

日本やと使わない言葉遣いや言動もある。

疲れているし、東チベットのタクシー集団は本当に疲れる。

全員結託して、強気な態度で、距離も（物理的に）近いし、囲まれるし、声も大きいし、いつもは分かっていることなので割り切っているしそない気にもしてへんけれど、今は疲れているし体調悪いしで、「ああ勘弁してくれよ・・・。」と参っていた。

 

 

 

 

夜ご飯は、体調が悪かったので優しめのトマト卵に。

乗り合いバンに乗っていた時から鼻水も寒気も止まらないのだ。

 

これはやばい感じやぞ・・・・。

 

しかも追い討ちをかけるよに、ずっと窓開けてはって極寒・・・！

4000m〜4800mの道が大半なのだ。亜青からガンゼは。

寒い、寒気、寒い・・・・。

 

 

 

日程的にもさすがに厳しいので、そのままルーホウに移動したかったのだが、夜８時になるともう人は集まらないらしく、大金支払わなルーホウへいけない。

（一応３０分くらいは交渉で粘ったのだが半額になっても乗り合いの２倍価格。）

 

体調悪いし、悪化しそうやし、もういいや、ってガンゼで１泊することに。

あまりにゆっくりしすぎて、今後のスケジュールがやばなってきたぞ。

 

 

 

 

そして、そうとなれば

ガンゼの温泉へ！！！

 

 

いえーーーい！！！温泉だ！！！！！！

「もしルーホウにそのまま行けないならば。」と、亜青でもう行くこと決めてました。

シャワー無し６日の後の温泉とか、極楽の極みではないか！

 

しかも今は身体の芯から冷え切ってるので、温泉は地獄に仏！

これでなんとかここから悪化するのを防ごう。

 

 

 

 

温泉は「一回１５元」という支払い方法で、一部屋貸切です。

時間は無制限。

ベンチがあって荷物も十分に置けます。

 

自分で温泉を入れます。匂いも温泉。

中はとても広いし、思っていたよりは全然綺麗でした。

浴槽は毎度掃除されているみたい。

 

 

温泉自体は、言わずもがな

めちゃくちゃ極楽でした。

 

ああほんまに最高。

 

１年３ヶ月の旅でお風呂に入ったのは４回（内２回は水着で温水プールのような）なのですが、まさか旅の最後に５回目に入るとは。

お湯は３８度くらいかなぁ。体感。

ゆっくり浸かれば十分温まります。気持ちよかったなぁ。

保湿も含めて、がっつり１時間使いました。

 

 

「ひろあや旅」さんが詳しく行き方書いてくれてました。（丸投げ）

リンク：こちら

 

 

 

ガンゼの宿は、100元宿は我慢して、別の宿に。

こちらのリンク（★）より、雪域忠誠ホテルへ。

 

４０元と思って行ったのですが、８０元・・！

４０元で泊まったというネット画面を見せても８０元の一点張りなので、ほんまに今はその値段なのだろう。

２年で値段変わったんかなぁ・・・・。涙

７０元になんとか下げてもらいました。

 

 

 

部屋はこんな感じ！

シングルがスタッフが使っていたか清掃されていなかったらしく、ラッキーでツインに！

湯沸かしポッドあり、お湯無し、wifiは各部屋にあり。速い。

電気毛布無しですがお願いしたら毛布を持ってきてもらえました！スタッフのおっちゃんは優しい感じです。

 

 

 

 

トイレシャワーはこんな感じ。

温泉入ったのでシャワーは使っていません。

トイレは十分に流れず・・・・。

 

 

 

鼻水も止まらず、悪寒も止まらず。

このままがっつり風邪をひくのだけは避けたいので、療養に専念。

水を買いに行く気力も夜ご飯を食べに行く気力もないので、トイレの洗面台の水でカップラーメンを食す。

 

 

次の日も結局もう一泊して、夜ご飯食べに行く以外はずっとベッドの上でした。

 

 

その次の日食べたメニューは、「宮爆鶏丁」。

前と同じ店です。

これがほんまに美味しい！！

 

今中国での最終夜にこの記事を打っているので、「ああもう中華終わりかぁ・・・！」とちょっと寂しなってます。

あれもこれももっぺん食べたい！中華美味しかったなぁ。

 

 

 

体調回復優先して、今後のスケジュールはもう諦めた。

何かカットせなあかんかったら潔くカットしよう。

 

ここでブログ書く気が一気になくなり、空白の一週間に。笑

ずっとハイキュー見てました。（またか）

 

 

あと帰国後のこと考えたり。バイトとか転職とか、資格とか勉強とか。

まあずーっと旅中ぼちぼち考えながら結局今まで決まってへんかってんから、そんな簡単に決まるはずもなく、ずーっと調べ物していました。

ほんで、ここから成都までずっと考えてました。

 

しかし、この期間をきっかけに、方向性が大方決まりました。

１年３ヶ月決まらなかった末、やっとこさ。

 

今思えば、ここから無意識のうちに「とりあえず一時国」から「”世界一周”はこれで終わりやなぁ。」という意識に変わっていったのかもしれない。

 

まだ今後はわかりません。

アメリカ縦断旅は９割行きます。

その後、他の国も数週間か数ヶ月か、行くかもしれません。

 

 

ですが、「とりあえず一時帰国」ではなく、「世界一周」はこれにて終了です。

 

 

以前帰国するとここに書いた時は「気持ち的には完結していないので、一時帰国。」とお伝えしていたのですが、

それ以降徐々気持ちに変化があり、

 

この世界一周旅は７月２０日にて完結です。

 

 

帰国と日本滞在の期間は変わらないのですが。その後の旅があるとすれば、それは「おまけ」「別の旅」です。

ここから２週間ほど経った今で、すっかり気持ちが変わっていたみたいです。

 

 

と、いうわけで、後少しの間、見届けてやってください。

ブログはまだまだまだまだ続きますが。（チリ〜キューバの借金が。）

 

 

 

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