チリの国境越えにバス車内待機5時間超。
深夜到着。
更にATMにカードが吸い込まれ。
なかなかハードな1日。
でも、2ヶ月ぶりの「スーパー」。
その感動は、ウユニを超えました。
(※言い過ぎました。)
2016.12.3世界一周 236日目
29カ国目:グアテマラ / サンフアン
リアルタイム:アルゼンチン / サルタ(今宵はアルゼンチンで牛肉祭(格安))
お金:1ケツァール:約15円
ありがとう / グラシアス こんにちは / オラ
サンペドロに来てまだ間もない頃。
とある休みの日。
4人娘と一緒に隣町「サンフアン」までお出かけ。
トラックの荷台に立ち乗りしていく「コレクティボ」という楽しい交通手段で、ほんの数十分。
オーナーの辻さんと愛犬のカフェが付き添ってくれて、
コーヒー農場と染め物&織物工場見学ツアーです!
まずは、織物&染め物の工場から。
糸の紡ぎ方から、、、
染め方まで。
野菜や果物などの植物で、色んな色に染められるそうで!
多分「草木染め」ってやつです。
割と「植物の元の色」=「染まりあがった時の色」ではないのが面白い。
例えば、「アボカドの皮」を使うと、「茶色」に染まる。
他には、「びわの葉っぱ(緑)」は、「ピンク」など。
バナナの皮を使うと色落ち防止になるそうです。
そういえば、「塩」も同じく色落ち防止に使えるそうで。
「世間知らず・常識知らず・知識なし」という三拍子が整っている私。
こういった生活や料理などの知恵知識は、辻さんや宿に泊まりにきてくれたお客さんや友人がよく教えてくれた。
後日、安里がTシャツを柑橘系の葉っぱで染めていました。
綺麗に染まっていました。
私も翌月、汚れてしまった服を緑に染めたくて、適当な宿の庭の枯れ草を使って染めてみましたが、残念ながら今回は染まらず、失敗!
でも、
「要らないから捨てる」「古くなったから捨てる」
とすぐにしてしまうのではなく、繕ったり染めたりして「物の寿命を延ばす」って、ちょっといいな。
・・・と、kamomosiで過ごしていて度々思うことがありました。
織物も見学させてもらいました。
日本で時々「さをり織り」という種類の織物を時々織りに行っていたので、懐かしくなりました。
グアテマラは織物など手作りの民芸品のお店が沢山あるので、グアテマラの多くの女性にとってこのような仕事が出来るということはとても大事なことだそうで。
今後手に職をつけて働きたい女性が織物工場に織り方を習いにくるようです。
続いて、コーヒー農場見学。
グアテマラコーヒー、有名ですよね。
この低い位置でわさわさ生えているのが、コーヒーの木!
商品にできる状態のコーヒーの実をつけるようになるまで、数年を費やすそうで。
バナナの木や
アボカドの木などを一緒に植えて、厳密に日差しと日陰の割合の調整をしているそうです。
この農場ではこの日影調整に4種類の植物の使用していますが、アボカドやバナナは市場で売ったり自分達で食べるし、他にも木を炭として利用したり、兎に角、無駄がありませんでした。
サンペドロの市場ではアボカドが一つ15円くらいで買うことができるのですが、もしかしたらコーヒー栽培に沢山使うので安いのかもしれません。
これがコーヒーの実。
数年がかりでやっとこさできた、コーヒーの実。
食べてみると、フルーティな味がしました。
かじると、中からはよく知っているコーヒー豆が出てきました。
摘み取ったコーヒーの実の皮を、機械でむいて
日向に干します。
沢山の過程と年月と苦労を経て、グアテマラ国内や、世界各地、そして日本の我々の手元に、このグアテマラコーヒー豆が届きます。
ツアーの最後には、工場の豆でコーヒーを!
そこはまさかの機械で自動!笑
でしたが、美味しくいただきました。
数字は忘れてしまいましたが、仕事量の割に貰える給料がとても低かったことを覚えています。
「コーヒー豆農家の人の多くは、私達の飲んでいるようなコーヒーの味を知らない。」
と、聞きました。
コーヒーの価格が、農家の人にとって高いからです。
宿に(グアテマラ人の)スペイン語の先生が来られた時、「グアテマラの地元の人達が飲んでいるコーヒー」を作って出すことになったのですが、通常のコーヒーに加えて、倍か倍以上のお湯を入れて薄めていました。
ツアー見学してよかった!
工場や農場、ガイドしてくれた辻さん、ありがとうございました。
ツアー後は、辻さんは宿へお仕事に。
我々5人は、サンフアンをぶらぶら!
サンフアンは小さな町なので、数時間〜長くて半日で観光は十分ですが、商品のクオリティの高いお店やぽつぽつあります!
カメラレンズケースとして、巾着袋を一つ購入。
これで17ケツ(約256円)。可愛いし安い!
余談ですが、グアテマラのお金の単位は「ケツァール」。
国鳥「ケツァール」からそのまま由来されている。
(実在する。グアテマラ旅の際に見に行く旅行者も少なくない。)
ちなみに、日本人旅行者のグアテマラのお金の数え方は「1ケツ、2ケツ、3ケツ・・・」。
時々街中でみかける、電線に吊るされている謎の物体達。
スプーン、靴、フォーク、等々。
サンフアンの子供ちゃん達は随分人懐っこかった。
が、
我らが安里さん。
身振りも声も盛大に、日本のあの有名な芸「コマネチ」をご披露され、
今世紀最大にお滑りになられていました。
そのハートに、拍手喝采。
5人でお揃いで、ポンチョを購入。
「マチュピチュに行った時とか、きっと使うし!」
とか言うて皆できゃっきゃわいわいと長時間かけてデザイン選びをしたが、結局それぞれサンペドロで延泊に延泊を重ねてしまった我々。
旅の時間もなくなり、今のところマチュピチュに行く予定な(行った)のは、三輪さんだけ。
でも、皆であーだこーだ言いながら買い物したりカフェに行ったり。
久々の女子グループ旅(隣町やけど)も楽しいものでした。
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一国に長居して、人々の暮らしや仕事、色んな事情や理由を知るのも、いいかも。
グアテマラの織物染め物やコーヒーの話、少しでも為になった!
コーヒーが飲みたくなった。
安里の「コマネチ」のメンタルに。
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