ポンコツと行くサハラ砂漠。【らくだはらく・・・だ?】

 

 

2016.9.14〜15 世界一周 156〜158日目

18カ国目:モロッコ / メルスーガ⇆サハラ砂漠

リアルタイム: チェコ /プラハ→ドイツ/ベルリン→アイスランド

 

お金:1ディルハム:約10円

挨拶:ありがとう/  シュクラン こんにちは /   サラーム

 

 

 

フェズより夜行バス(SUPRATOURS)でぐわっと南下し、メルスーガへ!

8時発5〜6時着の約9〜10時間移動だったと思います。(190ディルハム)

 

 

メルスーガでの目的は

 

サハラ砂漠 らくだツアー

 

ですね。

私の世界一周旅ハイライトの一つです。

 

 

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★ サハラ砂漠 らくだツアー ★

 

サハラ砂漠の近くにある街「メルスーガ」まで行く。

宿のツアーを利用。

 

私達は「リアドマムーシュ」という宿にお願いしました。(サイト:★)

他にも日本人利用者は最近多いようで。

なんとプール付。宿はそこそこ高かった気がするけれど、「バックパッカー応援プラン」という安く泊まれる方法がある。(屋上のベッドで宿泊する)

 

★ ちなみにツアーは1泊2日:350ディルハム

サイトのクーポン印刷で300ディルハム です。

 

 

私達は次の日本人宿で堕落生活を送るべくスケジュールを詰めたかったので、宿には宿泊せずにツアーだけ参加。

 

つまり、

 

夜行バス→早朝到着→仮眠&待機

→夕方6時より1泊2日らくだツアー参加

→朝日をみる前に戻る

→朝8時頃のバスで次の街(トドラ渓谷)へ。

 

という

超弾丸スケジュールを決行しました。

 

怠けることに対するモチベーションの高さ。

 

 

持ち物は、

水(1.5L)、カメラ((ミラーレス)一眼)、ストール(砂よけ)、ウルトラライトダウン、iPhone、メイク落とし、保湿系化粧品

を持っていきました。

カメラは私達の時はとくに風もなく、丸出しで首からぶら下げてましたが全然いける感じでした。

 

 

 

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ベルベル式にストールを巻いてもらい、

 

 

 

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いざ、砂漠ツアースタートです!!!!!

 

わーわーーーわーーーー楽しみ!!!!!!!!

 

 

 

一晩頑張ってくれるらくだちゃんに名前をつけました。

 

名前のお題は

「一番好きな日本食」

ということで。

(後に自分で名前を呼び、より食べたくなり悶えるという飯テロブーメランに気づくこととなる。)

 

 

ゆうき氏のらくだちゃんは

 

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納豆。

 

安定感のあるおとなしいらくだちゃんでした。

 

 

 

私のらくだちゃんは

 

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とんこつ。

 

 

このとんこつ・・・

 

 

いや。

ぽんこつは

 

 

 

もう全く協調性も落ち着きもないらくだで。

 

粛々と職務を全うする他のらくだちゃんに対し

一匹、溢れんばかりの個性。

 

 

もう列乱すわ、左右ふらふらするわ、

一匹前の納豆のケツにひたすら鼻こすりつけるわ。

(鼻かゆいようで。)

 

挙げ句の果てには

ゆうき氏に鼻水ぶっかける。笑

 

しかも2回。

 

 

 

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すぐ列から外れるぽんこつ。

 

 

でもなんでかな。

 

「らくだはらくじゃない」

は、旅人の中では有名な話で。

 

 

「ケツがいたい!」「割れる!」「1時間で限界!」

「後半ケツのことしか考えられん。」

など諸々の声をきいていたのでかなりの覚悟で挑んだんですが・・・

 

 

でも何故か我々二人とも

全く「らくだ」、お尻痛くない!

 

え、

普通に「らくだはらくだ」じゃないか。

なんだか拍子抜け!!!

 

 

ということで、

 

まさかのイージーモードで楽しむことができました。

らくだツアー。

 

 

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こういう風に、手すりがついてます!

そこに鞄もひっかけられると。

 

 

 

 

 

肝心の景色の話なんですが、

もうね

景色が期待以上すぎる。

 

 

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もうびっくりびっくり壮大で綺麗で。

 

散々想像していたのに想像と違った砂の世界!!!!

感動しっぱなしでした!!!!

 

色々な景色に慣れてきた私にとって、ちょっと久々のレベルの感動!

あんまり期待してなかったというのもあるんやけど。

 

ほんまに来て良かったーーー!って心から思いました。

 

 

 

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砂の世界は壮大、且つ、繊細で。

特に上のエッヂの部分が砂レベルで細かいため、まるで絵のような世界。

 

「ほんまにこれ現実の世界?」

って思うような景色でした。

 

 

 

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これなんか、ほんまに「絵」の世界!

でも、「実際」目の前に広がってるもんやから、すごすぎて頭が追いつかない!!!

 

写真じゃほんまに一部なんですが

360度この景色の中進んでいくのです。

 

 

 

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時々とまって写真も撮ってくれます。

 

 

 

夕日が落ちそうな時間になると、一旦らくだからおりて

日が暮れるまでしばらく休憩タイム!

 

 

私達? 休憩?

 

 

とんでもない。

 

 

我々はこてこての関西人。

 

「休憩なんてしてられへん!遊ばな!撮らな!元とらな!

って。

 

 

すぐさま靴を脱ぎ捨て、砂の上を走り、

 

「これ!!!撮って!!!!」

「次!!!これ!!!撮って!!!!」

 

 

まあそれはもう

やかましい、せわしない。

こと。

 

「浸る」「ロマンチック」なんて言葉は

欠片も頭の中には非ず。

 

 

さらっっっっさらの砂の上を裸足で走るって

めっっちゃ気持ちいい!!!!

 

裸足!おすすめです!

砂気にせずに寝転がっちゃうのがおすすめです!

せっかくサハラ砂漠まで来たんやから。

 

 

結局、短時間で遊びに遊び倒したので、

肝心の楽しみにしていた夕日は

みたかどうかさえ記憶には残っておらず。

 

それくらい楽しかった!

 

 

 

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遊んでいるうちに

どんどん日が落ちていき

 

 

 

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とんでもなく綺麗な夕日の砂漠景色でした。

 

 

 

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まあ、必死に短時間ではしゃぎすぎて覚えてへんけど。

 

 

 

 

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「もういくよーーー」っていわれる

ぎりっっっぎりまで遊んで、再出発。

 

朝日はみれないので実質砂漠遊びはこれにて終了です。

楽しかったなぁ・・・!!!

 

 

 

キャンプ場へ到着です。

 

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砂漠のど真ん中にしては意外としっかりした作りでした。

ゲル的な。

さすが観光客向けって感じです。

 

 

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虫とかもほとんどいないし、汚くなかったよ!

私は一応ダニ対策で寝袋で寝ました。

 

 

 

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夜は同じ日程のらくだツアーの皆さんとわいわい。

 

 

 

 

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ご飯はタジン鍋!!!

おいしいーーー!

 

でも、

ものっすごい量でてきました。

半分くらい皆残してた。勿体ないー!

 

 

 

残念ながら、

今宵は満月。

 

星、殆ど見えなくて。

砂漠の星空、何年も前から楽しみにしてたから結構ショック。

 

 

でも、砂の上を裸足で全力走ってのぼって、

ヒヤヒヤさらさらの砂の上で寝転がってゆうきちゃんと色々話して。

まあ、一個も会話内容覚えてへんけど。

 

それも楽しかったなぁ。

ほんまひたすら全てが感動的で楽しいサハラ砂漠ツアー。

 

 

 

 

「早朝5時くらいに出たら、月が下に沈んで満天の星空が見えるかも!」

と、一緒の砂漠ツアーだったおっちゃんが教えてくれて、

最後の望みをかけて一旦就寝することに。

 

 

私はテントまわりでやっていたベルベル人の太鼓のパフォーマンスをきいていて、

 

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気がつけば太鼓教えてもらってて

 

 

 

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気がつけば一人、ベルベル人に囲まれて飲み会になってました。

(※お酒は飲んでません)

 

 

 

で、結局2時間くらい仮眠して、

朝5時。

 

眠い目を擦りながらテントから出ると・・・

 

 

 

 

 

満天の星空・・!!!!!!!!!!

 

 

 

本当に夜空に星空がぶわぁっっーーー!!!って!!!!

 

 

まるで黒い床に塩でもこぼしたような、

もの凄い量の星の数!!!!!

 

 

 

私達は朝日を見ずに出発せなあかんので、

たった1時間くらいの出来事。多分。

 

でも、感動して、ずっとずっとずっと見ていた。

流れ星もみて、色んな色のちかちか輝く星々に

ただただ見とれながら砂の上で横たわっていた。

 

 

写真を数枚撮ってみたんですがうまくいかず、

あまりの綺麗さにトライする時間がもったいない気がして

早々に諦めました。

 

限られた時間。刻々と迫るタイムリミット。

今肉眼でしっかり見ておこうと!

 

 

見た瞬間と同じレベルで細かくその時の景色って覚えていられなくてなんとなくぼや・・・っとなってしまうけれど、

でもめちゃくちゃ感動したあの時の気持ちとあの満天の星空は

きっと一生忘れない。

 

 

 

感動をありがとう、サハラ砂漠。

 

 

 

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どんどん白んでくる景色を見ながら

らくだに乗って帰還です。

 

生物も雑音もない静かな砂の中、

風の音と二匹のらくだの足音だけがきこえる静寂の世界。

 

朝日は見れなかったけれど、

その日の出前帰還も幻想的で今でも記憶に印象深くのこっています。

 

 

 

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サハラ砂漠、

まじでおすすめでした!!!

 

旅のハイライトです。

モロッコ旅の際は是非!!!!!

 

 

 

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