2017.6.2 アメリカキャンピングカー横断旅 16日目
ホワイトサンズ→どっかの町
朝５時１５分起きで、残り数少ない観光地
ホワイトサンズへ。
エントランス（入場口）が７時にオープンということで、待機。
少なくとも、目の前に広がるのは
茶色い砂漠（草付き）
「え、これホワイトサンズ・・・・？」
「え、もしかして、写真、「盛ってる」説あるんじゃ・・・・。」
※ 盛ってる：旅中あるある。皆のinstaやSNSの写真を見て期待に胸を膨らませ、満を辞して観光スポットへ行くが、写真が加工されていたり綺麗に取られすぎていて、現地で期待しすぎたがためにがっかりするパターン。
全員の脳裏に不安が過ぎりながらも、１時間仮眠をとることに。
朝７時。
エントランスIN。
進むこと、１０分ほど。
そこには、白銀の世界が。
まるで雪が積もったかのよう・・・・！！！
え、え、え、ちょっと待って！！！！！！！
ほんまに真っ白やん！！！！！！！！
頭では理解していても、”実感”が追いつかない。
ほんまに雪景色のような、砂の景色。
なんじゃこりゃ！！！！！
世界には、今まで見てきたものと似ても似つかぬような、とても想像が追いつかないような景色がまだまだあるんだな。
と、思いました。
久々に、どストレートに、感動した。
他の今まで見てきた場所でも、感動した多くの場所がありました。
すごいなーーー！！！って、普通に感動します。
でも、ほとんどは自分の想像の範囲内なんです。
写真や今まで見てきた景色から、「きっとこんな感じ。」という想像を大きく外れることはないのです。
それよりも、規模が大きかったりパノラマ絶景だったり空気感が違ったり、その予想との差に「すごい！！！」となるのです。
でも、例えば
アイスランドのオーロラ
モロッコのサハラ砂漠
これらは私の想像が及ばないところでした。
自分の今まで見た景色の中で、全く種類が被っていない。
写真では見ていたとしても、現物は全く似たような景色を見たことがないため、その時、その地で見た現物が文字通り「初めて」なのです。
その時の「感動」というものは、他の場所で受ける感動とは全く別物で、そしてとてつもなく大きなものでした。
今回、その類に入ってきたのが
ホワイトサンズ。
「白い砂漠」
それはまるで本や漫画、ノンフィクションの世界のようでした。
非現実的な現実。
こんな景色が見られた時に
「ああ、旅に出てよかった。」
と、しみじみと思うのです。
さて！！！
白い砂漠にて、写真を撮ったり撮られたり、走り回ったり寝転がって見たり、しばらく自由に遊びます。
ビールの空き箱を使って、ソリも！！
全然滑らなかったのですが、
ボディーボードをやっていたゆみがぶっちぎりの上手さ！！
脇谷氏は持ち前の身体能力を活かし、
砂上チーズ転がり祭り
を一人開催していました。
文字通り、”あの”映像。
彼女だからこそ成せる技。
他の人がやっていたら確実に首の骨折れていたでしょう。
私はというと・・・・・・
まあ、そうですよね。
記録０m。
でも・・・！！
砂の上を走り滑り落ちたり、楽しかったです。（哀）
てっぺんのん、こかしたら負けのやつ。
懐かしっ！！！
ホワイトサンズの砂はさらっっっっさら！！！なので、一瞬で勝敗が決着。
全力で子供のように遊びまくりはしゃぎまくり
全体力、使い切った。
アラサーが小学生並みにはしゃいだ結果です。
ああ楽しい！！！！！疲れた！！！！！
遊んだーーーー！！！！！！
空も綺麗です。天候にも恵まれました。
アメリカ旅中、ほんまお天気は完全に味方につけています。
上は青空、下は砂漠の砂がひんやりとしていて気持ちいい！！！
そういえば白いトカゲも発見！！！！
生態系に順応して、変化した白いトカゲ。
ホワイトサンズ、終了。
ああ、ほんまに来てよかった！！！！
「感動した景色」でいうと、アメリカ旅で今のところ一番！
さて、帰りはもう一度あそこへ向かいました。
修理屋さん。
昨日、奇跡的に修理屋さんへ行った時だけついた、あれです。
だがしかし。
せっかく赴いたのだが、
またもや、修理屋さんでのみ、正常作動。
なんでやねん・・・・！！！！
「もう、ジェネレーターのことは忘れよう。」
と、誰かが呟いた。
洋服タンス（通称：「樹海」）の蓋は壊れるし、コンセントの蓋は取れるし、ガスのスイッチのところはずれるし、電子レンジも歪むし、排水とガスの残量メーターは壊れてるし、
色々怪我人病人の我らがキャンピングカーですが、あと一週間ほど仲良く付き合っていこうと思います。
手のかかる子ほど可愛い、手のかかる子ほど可愛い。（念）
昼は最後の豚骨ラーメンを食し、
夜は
照り焼き丼！！！！
「先生、これは温泉卵ではなく、生卵です！」
「あれ！何故でしょうか！わかりません！」
ねぎ玉照り焼き丼、最高でした。
一瞬で完食！
ほんま毎日毎日ご飯が楽しみ！！！
今日は珍しくwifiの速いRVパークだったので、それぞれネットタイム。
皆、地味にしれっとブログを読んでくれているらしく、沈黙の中でクスクスと聞こえるのは、小気味悪いような、小気味良いような。
誰とは言わないが、自称「私、賢いのよ。」な彼女は、私や脇谷のブログは漢字や言葉が難しく、読めない部分があるというし、
誰とは言わないが、アメリカナイズされて最早キスは挨拶程度になっている彼女は
「（ブログ読んで）皆のこと改めて大好きやなって・・・！！！
とりあえず一回チューしといていい？」
と、意味のわからない思考回路と発言をぶっ放した直後、キスを一方的に（しかも口に）２周もしてまわったのだ。
誰とは言わないが、そんな彼女はやはり個性の集まるこのチームの中でもムードメーカであり、非常にアホだがしっかりしていて頼れるチームの中心的存在である。
本日も
スクワット部、筋肉部（自主制）で、１日を終えます。
「もっと腰からゆっくりと！！」
「これをやると上腕二頭筋が・・・・」
「今日はそこで３秒キープ！！！」
ほんまどこ目指してるんや、私たち。
ゆみの歯磨き指導により歯磨きの仕方も変え、フロスまでし、
毎日筋トレもしてるし、今日はオイルとラップでかかとケアまで！
「この旅、実は美容合宿なのでは・・・？」
なんて思うのであった。
あとは魔のポテチ＆アイス＆コーラ会さえなければ・・・・！
自分なりにセーブしているつもりだが、少しずつ感覚がおかしなってきているのが、実に恐怖である。
ということで、
“「白い砂漠」ホワイトサンズ”に甚く感動した１日でした。
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