2017.5.27 アメリカキャンピングカー横断旅 10日目
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半日前に、「９日目」更新しています。（★）
THE WAVE抽選、初日。
ついにきた、THE WAVE抽選会場。
１日たった20人、抽選に当選したものだけが行くことを許される、特別な場所。
ネット予約で10人、現地近くの町（カナブ）での抽選で10人。
私たちは、現地抽選。
朝８時半から申し込みをし、朝９時に抽選。
当選すれば、翌日にTHE WAVEを訪問することができる。
だいたい応募者は２〜３人、１人もいれば私たちみたいに5人グループもいる。
ガラガラ抽選で順番に決まっていき、10〜11人決まった時点で終了。
だいたい毎日４０〜５０グループが現地抽選会場に来ていた。
平均２〜３人として、
およそ、80〜150人分の”１０”。
我々がTHE WAVE抽選に挑戦できる日数は、４日。
「抽選は、くじ引きでアタリを引いた人にしよう！」
と、私たちらしい決め方で選出。
ゆみに決定。
やはり抽選といえばこの子なのか。
誰よりもここに行きたい行きたいといっていたゆみ。
自分の手で、掴み取ってこい！
８時半から９時までの待ち時間、とてつもない緊張感。
そういえば人生で「当たればラッキー」ではなく「当てに行く抽選」って経験したことなかったかもしれない。
４１番
当たれ、
こい
こい
こい・・・・・！！！！！！！
当たりませんでした。
残念・・・！
明日に期待！！ 当たれー・・・・！！！
そのまま抽選会場の駐車場で、朝ごはん。
簡単手抜きフレンチトースト！
が、ここで電気（ジェネレーター）の調子が悪くなり、換気扇が作動せず、火災報知器の嵐に！
そしてこの日からほとんど100%、ジェネレーターが使えなくなる。
電気なし生活のスタートだ。何故こうなる！
ここから５〜６日間は、RV泊の時間（２〜３日に一度）以外は電気使用不可能に。
薄々は全員気がついていた。
グランドキャニオンに対する期待値が低すぎることを。
この後はグランドキャニオンに向かう予定だったのだが、
何故か
「こっちの化粧の方がいい？」
「うーん、さっきの目尻上げてる方がええんとちゃう？」
「どこのアイライナー使ってる？」
「あーそこええよなー！」
「じゃあさ・・・・」
なんていかにも女子トークが始まり、
ゆみの持って来たけん玉にハマる。
グランドキャニオンに向かわねばならないのに、のんびりとけん玉をしていることに誰も突っ込まずに、時間だけが刻々と過ぎて行く。
しばらくして、「やべーやべー」と、漸く出発。
道中も良き景色でした。
グランドキャニオン到着！！！
誰一人として、観光する気なし！！！
「お腹すいたー！」
「グランドキャニオンいっとく？」
「・・・・そーめん。」
「そーめんたべよ。」
「せや、 そーめんたべよう。」
「そーめん。」
「そーめん。」
グランドキャニオンの絶景ポイントの駐車場で、
お昼ご飯を食べ、お菓子パーティーをし、けん玉をし、楽器演奏（100均）が始まり、歌い、踊り、
はよ行けや。
まだ海外旅行が二度目のはっしー。
初めての長期旅行のはっしー。
彼女が一番思っていたことでしょう。
「私、グランドキャニオン、楽しみにしていたのよ・・・・！」
と、やんわりと、しかし渾身の力を込めながら皆に訴えかけていた。
やる気を出そう、皆。（そして私も。）
いざ行って見ると・・・
「え、グランドキャニオンすごくない？」
「え、てかめっちゃよくない？」
「すごい！」
「やばい！！！」
「めっちゃ迫力あるやん！」
「誰やグランドキャニオンしょぼい言うたやつ！」
「誰やグランドキャニオン１０分で飽きる言うたやつ！」
各自耳にしていた他の旅人からの前情報により、期待値が極端に低かったグランドキャニオン。
そのギャップに衝撃と感動を受けるのであった。
あんなにやる気出してへんかったのに、結果めちゃくちゃグランドキャニオンを楽しんでいた。
「サウスリム」の「グランドビューポイント」（maps.me）ってところです。
５人中３人がビーサンと言うやる気のなさやったのに。笑
（ここで発足した「ビーサン同好会」）
「あ。チャック・・・・・。」
とみねプロもご満喫されておりました。
今日は１日散々ゆっくりして
そして夜に追われる私たちであった。
算段・見積もりがガバガバである。
夜１０時半やっとこさ到着！！！
明日も朝からTHE WAVEの抽選会場へ行くため、またカナブの街付近に戻ってきました。
運転してくれている皆、本当にありがとう。
夜は親子丼再び。
嬉しい！！！！最高！！！！！親子丼美味しすぎる！！！！
脇谷氏
「先生！なぜ卵はこうなったのでしょう！私、先生の言う通りにやりました！」
「先生！味が迷子です！」
「先生！味見はしておりません！」
脇「本日は、「結果オーライ丼」です！」
「先生！世界一、味の薄い親子丼の完成です！」
今回はお茶の間、いや、キャンピングカー内を大爆笑させてくれましたが、
脇谷もいつもゆみと共に料理を中心になってしてくれています。
ちなみに親子丼は美味しかった。
全員速攻セルフでめんつゆかけまくりました。
この直後に、
虫事件、発生。
非常にとてもとてもばかでかい蛾が入ってきて、
全員パニック。
ぎゃーーーーー！！！！
それはでかい！！！！！やばい！！！！
きゃーーーーー！！！！
ギャーーーーーー！！！！！！！
大騒ぎ。
「どうする！！！」
「え、どうする！？」
「無理！！！！！」
「どうしよう！！ で、でかい・・・！！！」
脇谷「あ！！！！あみ！！！！！
あれ！この前買った！！！！あみ！！！！！」
× あみ
◯ 茶漉し
大パニックの中、虫に強いはっしーが果敢にも捕獲！（茶漉しで）
「で？」
イケメンすぎる、はっしー！
「で・・・！で・・・！」
「あ！あれや！新聞紙、新聞紙的な！」
「し、し、し、し！
あ！！！！パンフレットいれのとこ！」
引き続きイケメンすぎるはっしーが確保し、新聞紙とあみパンフレットと茶漉しで蛾を追い出してくれた！
「で！この紙とあみ捨てる？」
「いや！また出るかもしれへんし・・・！
あ！
汚物部屋！！！！！」
【汚物部屋】：初日の汚水事件により汚水浸しになったシャワー室。
その際掃除はしたものの、それ以降その部屋を開けようとするものは誰もいない。
掃除をした際のスポンジや、次回万が一再発した時の対策でバスタオル（少々汚め）など、兎に角、都合の悪いものはそこに収容される。
すっかり、”開かずの扉”。
文字通り、「臭いものには蓋をしろ。」となった。
虫事件が落着した後は、昨夜と同じく「ピラミッドのやつ」で大富豪。
またもや貧民！
くそー！くそー！
明日こそは、富豪ベッドに・・・！！！
消灯後・・・
富豪（ゆみ）「おい、貧民ども。」
富豪様がなんか言うてるわ・・・・
「おい、貧民ども。」
「なんや！」
「スクワット。」
「「キャーーーーーーー！！！！！！！！！」」
ゴキジェットよりも殺傷能力のある一言。
全員すっかり忘れていたスクワット。
一度消灯しベッドに入ってからのスクワットは破壊的。（それでもやる）
ギャーギャー叫びながらも、スクワット部は全員再び起床し、３０回いつも通り実行するのでした。
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