【アメリカ横断9日目】「ホースシューベンドってさ、写真で散々見てるしさ、正直感動せんよな。」

 

 

 

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OUTランキングで1位いただきました!

 

ありがとうございます、ありがとうございます。

更新も毎日出来ているわけではないのに、沢山の人に見ていただけて、嬉しい限りです。

 

今一番、「書かなあかん。」ではなく、のんびりと楽しんで更新することが出来ています。

相変わらず好きなタイミングで更新していますが、引き続きお暇があれば読んでいってやって下さい。

 

 

 

2017.5.26 アメリカキャンピングカー横断旅
9日目 /  キングマン→セリグマン→ホースシューベンド→ページ

 

 

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今日も移動日!

 

「カーズの街」らしいセリグマンに観光で寄りつつ、

「THE WAVE」抽選会場やホースシューベンドあたりの街まで移動!

 

 

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「ルート66マーク」は先日訪れましたが、今回は多分ルート66沿線上にある、カーズの街のモデルになったらしい場所。

カーズを見ていない為説明も曖昧です。

ここで、脇谷氏にあらすじを聞いて見たいと思います。

 

 

「カーズ見たことある?」

「あるある!めっちゃ感動した!」

「カーズってどんな話なん?」

 

「えっと、カーズの町があって、そこが廃れてて、寂しいな

・・・・って話。」

 

 

驚愕の”超”要約。

やはり文才のある人は、要点のまとめ方もずば抜けている。

凡人の私は理解が追いつきません、脇谷さん。

 

 

「え?終わり?」

「え?

 

 

あ!エーーー・・・・えーっと、

ほんで、カーズの主人公のアレクサンダーが、活躍して、なんやかんやなって、皆ハッピー!

・・・・って話。」

 

 

「・・・・・。」

「・・・・・。」

 

「で!でも!ちゃうねん!めっちゃ感動する話やねん!

カーズ、大好き!」

 

 

ほんまにこの人、カーズ見たんでしょうか。

 

ちなみに主人公の名前は、

× アレクサンダー

◯ ライトニング・マックィーン

 

 

その後、愛ちゃんがあらすじを話してくれ、

「あー!せやった、せやった。」と思い出してはりました。

 

 

 

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セリグマンはとても小さな町。

通りすぎるならばほんの数キロで終了です。

カーズのキャラクターの車が置いてあるカフェ廻りにだけ、たくさんの車と、観光客と、観光バス。ちょっと異様な光景です。

 

 

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観光客向けの写真撮影ポイントやオブジェが沢山置かれている場所でした。

 

 

 

 

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隣のお土産物屋さんで、お土産を。

ステッカーが5ドルやったり、とにかく高いので、貧乏向けの「51セントメダル」

 

 

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くるくるまわして、出てくるメダル。

日本でも見かけますよね。

 

絵柄は、「文字だけ」「ルート66のマークと文字」「バイクとルート66の文字」

 

 

 

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脇谷、ゆみ、愛ちゃんもやるらしく。

 

先にやった私が

「一番はバイク欲しかった!でもルート66マーク入ってるのでも全然OK!」

という発言を基準に、ガチャガチャ感覚でやりはることに。

 

大当たりがバイクアタリがルート66マークハズレが文字だけ

と、設定。

 

 

結果、

 

 

バイク一人

ルート66マーク二人(内、一人は私)

文字だけ一人

 

 

さあ、エントリーメンバーは

愛ちゃん、脇谷氏、ゆみ

 

さて、誰がどれを引いたでしょうか!

 

今までアメリカ横断編を読んでくださっていた方なら、(当たり外れはさておき)「このパターンちゃうか?」と、予想できるのではないでしょうか。

 

 

 

正解は・・・・

 

 

 

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バイク(大当たり):ゆみ

ルート66(アタリ):愛ちゃん

文字だけ:脇谷氏

 

 

まさかのゆみがバイクを引いた!!

 

数々の伝説を残している女が、バイクを引きました!

普通の人なら「おー!」で終わるところだが、まるでオリンピックで優勝したかのような喜びようです、とみね選手!

(※とみねさん=ゆみ)

 

 

ここから、ゆみは驚異のスケッチブック率を除き、

比較的、部分的に、もう一度言います、比較的、部分的に、

勝ち率を上げていくのであった。

 

 

 

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いつも料理は率先して中心に立ってくれる上に、洗い物じゃんけんにあまりにも負けすぎて、「キッチンおばちゃん」と呼ばれるゆみ。(料理してくれてるのに)

 

 

 

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カーズのカフェの周りには、色々と撮影スポットが。

 

 

 

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このバイクオブジェが我々のお気に入りでした。

ちなみに我々の車のキーホルダーはミセス(※ごんざれす参照)が担ってくれています。

 

 

 

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あれ?

 

 

 

 

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この日あたりから始まった、

アイス、ポテチ、(コーラ)

 

という、毎晩のスクワットを全て無力化してしまう恐怖のお茶会。

 

 

 

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皆、意気揚々と何の抵抗もなく右にアイス、左にポテチと手にし、口にしていくのだ。

一体、痩せたいのか痩せたくないのかどっちなんだ。

欲望に忠実すぎる女達。

 

この”違和感”をあまりに無視してノリノリで食いまくっているので、今回ばかりは私は「ちょっと待て。」と安易に乗っからず、突っ込んでいた。

 

 

「あの毎晩のスクワットの原動力はどこから・・・?」

 

「痩せたい・・・・・・。」

 

 

この不可解な言動と行動の不一致にもはや清々しさまで感じた。

そして私も徐々に欲望の会に犯されていくのであった。

日本人ですからね、空気を読んだだけですよ、ええ、決して本当は食べたいわけじゃ、ええ、決して。

 

 

 

 

セリグマンのあとは、愛ちゃんと私が運転席と助手席。

 

この日のページ(アンテロープキャニオンやホースシューベンド近くの町)までの道が

めっちゃ良くて。

まさかこの後3往復ほどすることになるとはつゆにも知らず、

写真を撮影していたので、一部をご紹介。

 

 

 

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道中、並走する渋め外観の貨物列車。

 

 

 

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今日はあまり今までになかった景色の、森の道。

(この後、アホほど見ることとなる。)

 

 

 

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道中でガソリンを補給した「フラッグスタッフ」という町。

何も目立つもんはないんやけど、めっちゃええ感じでした。

住むならこんな街がええなぁって。

 

ちなみにガソリンはほぼ毎日1〜2回入れなあかんくて、しかも毎度70ドルほどかかります。(残り半分で)  高い・・・!

 

 

 

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地平線までまーーーーーーーーっっっすぐ!!!続く、一本道。

最初はめちゃくちゃ感動したなぁ。

 

これが日々の眠気デスゾーンとなることはまだ知らない。

愛ちゃん&私はセットな時が多いのですが、

二人でテンション上がって、騒いで、二人同時に眠たくなるという、非常に危険なコンビ。

 

 

 

その後には、こんな景色が!!!

 

 

 

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思いがけない絶景のオンパレードでした。

 

この日とは別に約3往復もしたので最終的には見飽きて「無」でしたが、

この景色は道中たまたまあった割には、結構な絶景でした。

 

 

 

本日の宿泊する街「ページ」に到着する直前

通りすがりに、突然ホースシューベンド発見!!!

 

「あ!ちょっと待って!マップにホースシューベンドってある!」

「あ!看板!あれやあれや!」

「ほんまや!!!え、どうする?」

「どうする?行っとく?」

「今行っといたらバタバタせんよな!」

「行こう行こう!」

 

 

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通りすがり、寝起きに、ホースシューベンド。

 

なんて贅沢な話でしょう。

「通りがかったから、来てみた。」だなんて。

ホースシューベンドが念願の場所で遥々来られた観光客の方々に謝らなあかんレベルです。

 

 

 

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しかも、めちゃくちゃいい!!!

 

 

 

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旅が長いと、旅仲間のinstagramなどで自分がいく予定の場所の写真をしょっちゅう見ることも少なくなく、

「ああ、写真で散々見て来たやつ。」「写真通りやん。」

なんて、見慣れていて感動しないことって図らずも度々あるものです。

 

でもここは

「えー!写真で見たままの場所やけど、実際来たらめっちゃいい!」

「大迫力!パノラマ絶景!!!実物はちゃうわー!」

と、我々皆感動していました!

 

景色自体は写真のままやねんけど、高度感とか迫力とかギリギリのところに座って見た時の空気感とか風の感じとか、周りの崖まで同時に見えていることとか、色々実際行って見ると感じ方が違うスポットでした。

 

 

何より

「あ、なんかあるで。」「行っとこ行っとこ。」

くらいのノリと期待感で来たのがよかった。

 

 

 

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風がすごくて髪がエライコッチャやし

 

 

 

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行きはチn・・の話、帰りは「結局、つまりは人間顔で決まるんだ。」って話で何ともさもしく寂しい5人ですが、

 

 

 

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このメンバーでこんな綺麗な景色を見に来ることができて良かった!

 

 

 

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本日の夜ご飯はクリームパスタ!

 

スケッチブックじゃんけんは何と2日連続担当

ほぼ無敗の無敵だった皿洗いじゃんけんも負けだしたし、

あれ、流れがおかしくなって来た。

 

 

 

ここで、この夜から始まった

 

 

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イスラエル大富豪

 

 

脇谷氏がイスラエル人から教えてもらった、ということでイスラエル大富豪。

我々は「ピラミッドのやつ」と呼んでいます。

 

 

★ 多分需要はないであろう「ピラミッドのやつ」ルール ★

 

① 手札が配られた後、まだ自分で見ないまま1、2、3枚とピラミッド状に6枚テーブルにおきます。

② ピラミッドの一番下の3枚は表に向けます。つまり、全員に手札が3枚バレている状態。

★ 残りのテーブルに置いていない手に持っているカードはいつもの大富豪と同じく自分だけが見ていいカードです。

 

ゲームスタート。

 

③ 自分の手持ちと卓上のカードを全て出し切ったらアガリ!

ただし、テーブルのカードは表に向けている分だけが出せるカード。3段目を出せば2段目、2段目を出せば1段目を開くことができます。

他は通常の大富豪と同じルール!

★ 開いているカードは相手に戦略を練られるので、なるべく早く開いて出して行った方がいいそうです。

 

 

私はいまいち勝つコツが掴めず、この日は大貧民でした・・・!!

 

 

この時はまさか夢にも思わなかった。

「連日ほぼ大富豪」から一転、

この日より貧民ベッドの住人と化すことなんて。

 

※現在6日中5日、貧民ベッド記録更新中。

 

 

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