2017.3.26 世界一周 349日目(パイネ5日目)
34.5カ国目:パタゴニア地方 / パイネ国立公園(プエルトナタレス拠点)
リアルタイム:ペルー / クスコ
ありがとう / グラシアス こんにちは / オラ
1ペソ:約7円
翌日。
パイネトレッキング、最終日の朝。
とても幻想的な朝焼けの景色を見ることができました。
湖の色は綺麗に朝焼け色から湖色にグラデーションがかかっていて、何色って言い表せられない、見たこともない色。
写真でまだまだ映し出せていないのが残念でならない。
目に焼き付けておきたい、記憶に残しておきたい景色だった。
最終日は、えりかさんはキャンプ場から入口まで湖の南側(多分)を歩くコース。(20〜30kmくらい)
私とたかさんはグレイ氷河というWコース3つ目のポイントを往復で見に行き、宿泊していた最終キャンプ場からフェリーで入口まで帰るコース。
ということで、えりかさんとはここでサヨナラ!
また宿で集合になりました。
それぞれ行きたいコースで別れてトレッキングする。
お互いが合わせ過ぎずに自分のペースでトレッキングしているのが、心地よいです。
今日のコースは5日間で一番長い、往復22kmの山道!
割と平坦な道が少なく登りっぱなしか下りっぱなしのコース。
パイネでの日々は経験したことのない世界でどれも目新しくとても楽しい。
けれども、正直にいうと
もう少し疲れも溜まって来ているし、血豆も水ぶくれも潰れていて歩く度に痛い。
でも、最後だから!
気合い入れて行きます。
毎度お馴染み超アナログ説明も今日で最後です。
Wの一番左の○を拠点に、そこから上に向かって続いている青線を往復します。
戻って来たら、フェリーでぐあっとスタート地点まで帰って来ます。
今日の道中にはよく鷹がいました。
広角レンズでこれです。
あと1〜2mかな。ほんの間近まで行っても逃げない鷹!
別の場所では子供の鷹が普通に目の前でトコトコ歩いているし、かなり間近で観ることができました。
帰り道では「鵜」の仲間も。
餌探し中で。静かにしていると逃げないのでゆっくり観ることができます。
大量のうさぎや、キツネ、いろんな種類の鳥、パイネではいろんな種類の動物の、しかも自然な姿を間近で観ることが出来て嬉しかったです。
(あとはパタゴニア地方伝説の「ピューマ」だけが心残りなのですが・・・。)
そして、パイネ国立公園内の木々にはある“特徴”がありまして。
角度。
ここだけじゃない。
パイネ国立公園内にはこんな木がたくさんあります。
理由は
パイネ風?パタゴニア風?
なんて言うんか忘れたんですが、パタゴニア地方名物の”強風”。
日本ではなかなか経験することがないような、とんでもねー強風がしばしば吹きます。
それで、パタゴニア風を長い年月耐え続けた木々は、このような”今まさに風に吹かれています”と言うような形に育つのです。
(上の写真は、無風の時の写真です。)
氷河までの道中には流氷がちらほら。
相変わらず氷河や流氷の青色は見惚れる綺麗な青色。
Mirador到着!
最終目的地にしている氷河の前まで残り半分です。
(中略)
氷河到着!!!!!
3つ目、最終ポイント達成です!
氷河自体は噂通りぶっちゃけショボかったんですが、
3日目、2つ目のポイントを体力・能力不足で最後まで行けなかったので、今日は一番長いコースを最後まで達成出来て良かったです!!
必ずしも、行った場所の良さの程度と満足感はイコールではないですね。
※ ちなみに「しょぼい」となってしまうのは、多分氷河からの距離。
このポイントではまだまだ遠いです。
トレッキングのスピードと体力にかなり自信のある人は、更にそこから進んで2つ目の吊り橋(多分ここから片道3~4kmやったかな)まで行くと、めっちゃ綺麗な景色が見られるようです!
ここで、大好きなあつしさん&かなさん夫妻に遭遇!
私の我儘で一緒に写真撮影を。
「ここで一枚いいですか?」とお願いしたのですが、
「せっかくだからいい景色のところで撮ろう。」と、今下りてきたばっかの岩山をまた登ってくれたお二人! や、、、、優しすぎる!
(チベットおじさんことあつしさん&かなさんの話は前回)
お二人に出逢えてほんまに良かった!
同じ関西出身ということで、また日本でお会いするのが楽しみです。
この最終ポイントより全然手前なんですが、
最後にこの日一番お気に入りの写真を一枚。
トレッキング中の自然のサイズ感と雄大さが少しでも伝わるといいな!
本当にこの5日間、「自然に囲まれた」というありきたりな言葉を身を以て感じることができました。
そして
パイネトレッキング、終了!!!!
最終日も一緒に歩いてくれたたかさん、本当にありがとう!
えりかさんもずっと一緒に5日間、共にトレッキングとキャンプをしてくれてありがとう!
3人で「寝るぞ」と言いながらも中々寝ずにしょーもない話するの、何気に好きな時間やった。笑
およそ70kmの山道。
数字にしてしまうと呆気ないですが、1歩、1m, 1km・・・自分の足でコツコツと歩いた結果の数字。
「無理、絶対無理!」とトレッキングどころかハイキングもまともにやったことなかった、今まで。
ちゃんと歩ききれたこと、甘いかもしれませんが自分で自分を褒めてあげたいと思います。
ネットも物もなーんもないですが、
素晴らしい自然の中で過ごし、
自分の足で歩いていろんな景色や動物に出会い、
しんどい思いをしながらも頑張って最後までやりきって、
世界で一番の星空を見て。
photo by Erika
そして何より何より!
パタゴニア全体を通して、新しいタイプの人たちと沢山出会うことができた!
新しい世界を知ることができた。
パタゴニアで出会った人たちは、殆どが山好きのアウトドア好きやって。
特にWコースで出会った人たちは私以外みーんな生粋の山好きやった。
性格も全体的にはっきりしていたり、自分の気持ちに正直な人が多くて。
好きなことに対してまっすぐ突っ走っていて。
趣味が違うから、聞いている話もどれも新鮮で面白かった!
世界一周や長期旅行で行った場所やおすすめの場所なんかも全然違って!
もし今回このコースにしなければ出会わないタイプの人たちと出会い、話し、仲良くなれたことが、パタゴニア旅一番の思い出です。
パタゴニアで出逢った皆さん、ありがとうございました!!!
追記:
ピューマ見ました。
赤ちゃんピューマ。帰りのフェリーにて。
(スマホもカメラもとっくに電池切れなので撮れていませんが、ほんまやで・・・!)
ブログのランキングに参加しています。
パタゴニア、身体的には人生最大の挑戦! 行って良かったです。
大変やけど、一夏(?)の思い出に。是非Wコース、オススメします。
もし共感してくれたら、「いいね」と思ったら、1クリックお願いします。
ありがとうございます!
景色よりやっぱり人が思い出に残るところが、前さんのいいところですね( ^ω^ )
そういや、自分は結構シーズンに行ったけど、パタゴニアであんまし日本に会わなかったなぁ。夫妻除いて2人くらい? きっと前さんのオーラが人を引き寄せてるんでしょうね^ – ^