6.28〜29　 世界一周 78〜79日目

７カ国目：キルギスタン / オシュ

→８カ国目：タジキスタン /  ムルガブ

リアルタイム：アゼルバイジャン / バクー

 

　　こんにちは /   サラーム（イスラム語）or ストラヴィッツェ（ロシア語）

 

 

 

★リアルタイム★

 

 

中央アジア、無事？ 脱出。

 

 

7/21着の予定が7.25着に・・・！

思わぬ展開に更新ストップしてしまいました。

もしこの間見にきてくれた方がいらっしゃたのなら大変申し訳ないです！

 

リアルタイムは約４０日に渡る中央アジア旅、終了しました。

中央アジア最後の国はトルクメニスタン。

 

まさか、最後の最後で。

 

フェリー乗り場のイスで３６時間待ちすることになろうとは。

フェリーの中に８０時間いることになろうとは。

 

さすがに予想していませんでした。

トルクメ（宿）→アゼル（宿）、１３６時間移動。

一連の件については、また後日！

 

 

 

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今日は国境越えの日！

 

キルギス脱出！　タジキスタンに向かいます！

移動は１０〜１２時間だそうで。

 

 

 

 

朝８時、予約していたタクシー、来ず。

 

 

 

「４行目からいきなりそれかよ。」って感じですが、いきなりそれです。

だって中央アジアです。

我々だって「うん。こないね。」なんて、至って落ち着いたものです。

中央アジアでは、仏です。仏になりましょう。

 

 

かくかくしかじかで、結局、１１時出発。

 

 

タジキスへは３人で１台貸し切り。

でこぼこ道が多い為、タクシーという名のジープで向かいます。

（オシュ→ムルガブ / １人：２０００キルギスソム）

 

 

 

 

 

 

大量のスイカ達と共に。

 

そんないっぱいね。いれちゃうんですね。

 

運ちゃん「タジキスタンの市場に出すんだ！！！」

 

あ、市場にね。そりゃ沢山ないと駄目だ。

まあ、「スイカはいれないで」とは予約時に言っていなかったのでこっちの負けです。

「一つくらい持っていってもバレないんじゃ・・・。」

なんて甘い（味覚的に）誘惑との葛藤。

 

 

 

 

というわけで、我々の荷物達は車上くくりつけコース。

なんたってスイカ様達はこれからお嫁に出る大切な身ですから。

 

 

 

 

ちなみに車は鹿児島県出身のようです。

 

 

 

 

窓のスイッチは内臓飛び出し状態（応急処置）。

うまいことえぐってあげた時だけ窓の開閉が可能。

 

 

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時系列は一旦無視して、

タジキスタン（≒ 中央アジア）での移動中食事情の話を。

 

 

長距離移動にはすっかり慣れてきまして。

だいたい何をどれくらい買っておけばいいかわかって来ました。

わかったことは、いつも買っておいた量で足りないということです。

 

 

 

 

これ、少し前の記事でお話ししたスイカジュースです！

うまいのなんのって。　ああ、また飲みたいなぁ。

ほんま「日本で売って欲しい飲食シリーズ」は増えるばかり。

 

世界には美味しい市販飲料が沢山！！！

飲み物に限り「美味しい」味覚はズレていないので安心して下さい！

 

 

 

 

ポテチは鉄板の持ち運び食糧。

レギュラーメンバーです。

 

長距離移動が多い中央アジアではご飯を食べる機会が減るのと、節約も兼ねて、ポテチが主食です。

なんたってポテチ様、暑い車内でも状態が悪くならない。

暑い中、クッキーやワッフルはどうも食べる気にならない時が多い。

むしろ暑すぎて「天然ホットクッキー」なんてこともたまに。

尚、タジキスタンのポテチ様は基本バキバキになられあそばされていますが、「美味いポテチ食えるだけありがたく思え」と有り難くいただきましょう。

 

 

ちなみに上の写真は「蟹」味。レアキャラです。

そして私、みゆき嬢共に

「中央アジアポテトチップス総選挙」１位は

 

 

 

 

こちら。

 

「きのこ的なもの」味です。

これ、もし世界のどこかで出逢いましたら、是非。

 

 

あとは移動中食糧事情のこぼれ話。

 

その１：タジキスで買ったワッフルは賞味期限が１年過ぎてました。

美味しくいただきました。

その２：パン屋さんのクリームチーズパン、ふわふわの立派なおカビ様がご自生されていました。

さすがに食べませんでした。

 

 

でも基本的に噂にきいていたほど、「タジキスタンのご飯不味いぜ！！！」ということはなく、割と美味しくいただいたことが多かったです。

ただ、私は 味覚音痴 食に対しておおらかなのであまり参考にはなりません。

そんな私でも、時々「ああ、これは・・。」と思うようなご飯もありました。

 

 

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話を戻しまして。

キルギスのオシュから、タジキスタンのムルガブへ

国境越え移動、スタートです。

 

さすがキルギス大先生。

移動中も壮大な景色です。

当ブログでその景色の様子は散々お届けしてきたため、今回はほぼ割愛で。

 

 

今回もタクシー貸し切りなので、時々写真撮影でとまってもらいました。

そのうちの一箇所。

 

 

 

好きな動物の中でも上位に入ってくるお馬さん。

 

 

 

 

 

 

 

・・・に、逃げられるの図。

 

 

 

 

移動中、寝ていたんですが、

 

 

「・・・・・・ん？

 

 

 

 

めっちゃガソリンくさい。」

 

 

 

 

目を開ける。

徐々にクリアになっていく視界。

 

目の前は

 

 

 

 

もくもくもく

と、煙が。

 

 

 

 

気がつけば

車内には誰一人いない！

 

 

え！ちょっとまって。

 

 

 

 

爆発するんですか？この車・・・！

 

 

 

 

 

外に出てみると

 

 

 

 

 

どうやら修理中だったようで。

車が故障したようで。

 

よかった、爆発事故だったら一人逃げおくれて死亡するところでした。

 

 

 

 

 

どうやら結構重症らしく。

 

むしろ私が起きるまで長い間奮闘があったらしく。

「え？こいつこの状況でまだ寝てんのかよ。」

って二人のみならず地元民まで思っていたそうで。

そういえば東チベットの悪路でもりさちゃんに同じこと言われた。

 

 

結局数時間に及び、ドライバーさん＆通りすがりの皆さんで修理しようと試みてくれはったんですが、再起不能のようで。

あの時の、愛車の前でちょこんとお山座りしていたドライバーさんの切ない表情。

あまりの哀愁に思わずカメラを向けることができなかった。笑

 

 

 

というわけで、

 

 

 

別の車に移動です。

 

通りすがりの皆さん、優しすぎやしませんか？

数時間におよぶ修理、ガソリンのうつしかえ、車の貸し出し、荷物運び、全部一緒にやってくれるんやから。

 

この件も、この後も、タジキスタンでは

「互いが互いを助け合う。」

という精神を垣間みる機会がすごく多かったし、

例に漏れず我々も、見ず知らずの方々に優しくしてもらいました。

 

 

そして。

我々と同じく、

 

 

 

 

あの嫁入り前のスイカ様達もお引っ越しです。

まさか共にこんな運命を辿るとは。

 

 

そして、人生になかなか何度もない経験でしょう。

 

 

 

スイカリレーです。

中央アジアの辺境地で、地元民の皆様とスイカリレーです。

なんと愉快なことか。

 

 

 

 

こんなところに東京マラソン大会Tシャツ。

 

 

 

 

無事に新しい車に乗り換え、移動です。

 

朝の３時間に加え、うろ覚えだが計６〜８時間押し。

国境越えはできるのか。それとも途中で一泊になるのか。果たして。

流れに身をまかせるしかないので、綺麗な景色を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は写真１枚も撮っていないので、この記事も同じくダイジェストで。

 

結局、そのまま国境越えを果たしました。

朝の出発３時間遅れを加えると、計２０時間移動となり、ムルガブに到着したのは朝４時。

到着目前では熱も出てきてしまい、ふらふら疲労困憊の到着に。

 

 

何はともあれ

タジキスタン、入国！！！！

 

 

 

宿に泊まるには遅すぎる時間だったので、結局タクシーの運ちゃんのお家に泊まらさせてもらいました。（朝食抜き、40ソモニ）

 

 

おっちゃん、いい人でした。

 

 

 

 

タクシーの運ちゃんのお家。

 

 

 

 

おっちゃんの家の前（庭？）。

朝の歯磨きが開放的。

 

 

 

 

おっちゃん家周り。

 

 

 

 

愛車故障から、長時間運転から、おっちゃんこそが一番大変だっただろう。

お世話になりました。

 

 

別のタクシーを呼んでもらい、今日も移動です。

 

 

 

ムルガブの景色。

キルギスとは違った景色に「タジキスに来たんだな」と実感する。

 

 

 

 

 

国もかわったので両替。

タジキスのお金はカラフルでちょっと可愛い。

 

タジキスタンはATMからキャッシングではなく、USドルを両替である。

ちなみに余ったキルギスソムも両替できる。

ちなみに250ドル分交換して、結局ほぼ使い切った。（10日間）

 

 

 

 

ちょこちょこ見かける、ながーい帽子。可愛い。

 

 

 

今日は　ムルガブ→ホーログ　移動。

（３人でタクシー貸し切り / 一人：２２７ソモニ）

 

それは、タジキスタン旅のハイライトである

「パミール高原」観光

を意味する。

 

 

楽しみだ！！！

 

 

 

 

 

ムルガブから間もなくのところ。

パミール高原への入場料を支払い、ここからパミール高原です！

スタート地点からいきなり期待できる景色！！！

 

 

 

 

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